嫉妬の見分け方ver.1 ページ9
「A〜」
最近、よく甘えてくるまふ。
可愛いんだけど、何か意図があるんじゃないだろうか。
…なんて思っちゃいない！
存分にかまってあげよう！！！！！！！
でも、気になるのは、寂しそうな目をしていること。
それがツボで、心臓に悪い。
「…んねぇ…A…ぎゅー」
『……』
狂いそうなほど可愛い。
助けてほしい。
…なんだろう。
私、雷にでも打たれんのかな。←
ほら、死刑前の囚人に、刑執行前は自由にする…みたいな(詳しすぎる)
でも、ほんとに私はたまに見せる砂糖なまふが好きでたまらない。
普通の草食まふも好きだけどね。
「…A？Aもすきすきしてぇ？」
涙目＋上目遣いの総攻撃が見事にアタック。
思いっきり…ではなく、優しく…でも力強く抱きしめた。
「んふふ」
一見ほんわかした笑い声だが、次の言葉に耳を疑った。
「…Aは俺だけのために生まれた女の子だもんね？」
耳元で囁かれ、ビクッと反応した。
その後、小悪魔になってしまったまふに食い尽くされ、私の体力は限界を超えたのであった。
*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
涙目で甘えられるなんて、お豆腐さん(わかってくれ)には目の回復薬なんじゃないでしょうか？
まあでも、この場合…大体は嫉妬ではありません。
草食系男子は、感情が昂ぶると大袈裟になることが多いです(本格的か)
でも、もしかすると…もしかするかもしれないですね？
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作者名：ねねこ | 作成日時：2020年9月21日 2時
