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凛side

まぶしい!

あれっ?ここどこ?
部屋?
あれっ?

隣に玲兄が寝てるんだけど。

「玲兄、起きて朝だよ!」

玲「ん。おはよ。顔色いいし熱下がったな。」

「うん。そうじゃなくて!なんで玲兄が私の家にいるの?」

玲「凛のお母さんに頼まれたから。」

お母さん
余計な事玲兄に言わないで〜

「もう!なんで〜」

玲「頼まれたら。はいはいそんなことどうでも
いいから。」

全然どうでもよくありませーん

「どうでもよくない!」

玲「はいはい。診察するよ。」

えー
面倒だけど…

「後で〜」

玲「凛!」

「は〜い」

めっちゃ顔が医者の顔になった。

玲「はい。終わり〜どこか痛いところない?」

「頭痛い気がする」

玲「いつから?」

顔が医者の顔になってく

「わかんない」

玲「体調悪い時は、すぐに俺に言うこと!熱測っといて、準備してくるから」

怖っ!

「は〜い」

体温計あった!

測ろう!

あっ!

私も着替えよう

今、パジャマだからとりあえず適当に着替えよう。

えっ?

今日何曜日?

土曜日か

月の始めの土曜日は休みなんだ!

えっ?

違うくない?

今夏だよね?

大会近いから練習あるじゃん!

ヤバい!

ちょっとヤバくない?

とりあえず玲兄のところ行って話そう。

玲兄この部屋にいるはず。

「玲兄!!!」

玲「何!?」

「今日、部活!」

ピピピッ

すごいタイミングで体温計がなった。

さっきから体温計をずっと見てる。

熱あるの?

玲「凛、しばらく部活休憩な。」


はぁ?どういう事?

休憩=部活できない

「熱高かったの?」

玲「熱は、なかったよ。でも、部活休憩な」

「なんで!熱ないんでしょ?じゃあ、いいじゃん!大丈夫じゃん!最後なの…最後だからお願い」

めっちゃ必死に頼んだのにダメだった…

玲「熱の事を言ってるんじゃないよ。この前のことで分かったよね?体調悪いの我慢したらまた、キツくなるのは凛なんだよ?」

それは、そうだけど…

玲「今、治ってる途中なのにここで無理したら、これ以上に悪くなるんだよ」

そうだけど…少しぐらいよくない?

玲「また、これ以上に悪くなったらみんなに迷惑がかかるんじゃない?いいの?」


迷惑がかかるこの言葉が頭の中でグルグル回ってる。

迷惑はかけたくない。

玲「定期検診サボってたこと、昨日優しく言ったけど、本当は怒ってるからね!」

痛いところつかれた。

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作者名:ねこねこ | 作者ホームページ:ねこねこ  
作成日時:2017年12月17日 13時

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