ずっと、君の隣にいるよ

計画、始動。 ページ47

とある、真冬日の朝の事。

「A。A宛に、高校から手紙が来てたわ」
「叔母さん、ありがとう。手紙？」
「えぇ。春の文化祭がどうとかって、封筒にあるけど」
「春の……って、あぁぁーっ！」

朝っぱらから大声を上げて叫んでしまった。

『春総文のオファー！？』

実は、光ヶ森高校では、春(年度始め)と秋に、地域と連携して総合文化祭を行っているのだ。
毎年、学校から音楽部のOB何人かにオファーが出されるのだが……

まさか、一年越しで私にオファーが来るとは。

「という訳で、皆さえ良ければ、一緒に出てくれないかなと思った次第でありまして…」
「えっ、何それ面白そう！」

ソウゴはノリノリ。

「ピアノとヴァイオリンくらいなら、力になれるわ！」

ツクヨミも、結構乗り気。

「だが、楽器はどうするんだ？」

ゲイツ…凄く現実的な問題を持ち出しおって…

「楽器か。Aが一式持っているはずだよ」
「ウォズの言う通り。一式あるし、足りないのは学校から借りるから大丈夫！」

でも、ウォズのフォローもあって。

「…俺は何の楽器をやればいいんだ？」

ゲイツの承諾も貰えた。

「我が救世主、私を呼んでくれないとはつれないな。私とて、楽器は一通りできるんだよ？」
「我が女王とAが出ると聞いて。私も混ぜて貰おうか」
「だ、か、ら！ 私は女王じゃ無いって前から言ってるでしょ！」

白ウォズと赤ウォズまで駆け付けてくれて。

これは、賑やかな演奏になる予感。

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作中のまま上げてしまってすみませんでした。
『計画』については、主に続編でちょこちょこ上げていけるかと思うので、これからもよろしくお願いします！

EP? 2020:ナースマン・ウォズ[如月 コヨミ様リクエスト！]→←出会い頭に[如月 コヨミ様リクエスト！]

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