一級呪術師が烏野高校に潜入！？

回復 ページ38

篠森side



んん




ここはどこだ





この匂い



何度が嗅いだことのある




病院？





そうか




特級と戦って



意識を失ったんだ






よいしょ


『いっ』





体のあちこちが悲鳴を上げてる






立ち上がれそうにないや






ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ




五｢A！起きた？｣





『はい…』





五｢頑張ったね｣




『！ｸﾞｽｯ』




いつもより優しい声で言われ




私は泣いてしまった






五｢泣いてもいいよ｣





『ｸﾞｽｯﾋｯｸ』






五｢あそうだAにプレゼントがあります｣





『？』




ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ




五｢どうぞ！｣






『！』






日｢Aさん！良かった！生きてた…｣





『みんな…』





菅｢よっ！｣







月｢こんにちは｣






及｢…｣





『っ！』






及｢…ごめん｣






『え』







虎｢俺らずっと騙されてた｣






及｢由良ちゃんに｣






伏｢！｣






伏｢お前！｣





恵は間宮の胸元を掴み怒鳴った





止めたいのに声が出ない





伏｢お前にはわかんないだろ！｣






伏｢お前みたいなのうのうと生きてるやつには！｣






伏｢Aさんは！お前らみたいに普通の学校行けずに家族も友達もいない！｣





伏｢お前らみたいに幸せじゃないんだよ｣





『…恵』





伏｢っは！｣






間｢知らないわよそんなこと｣






伏｢お前！｣




『恵』




私は真剣な声で言った




『私はあと少ししか生きられないの』





『確かに幸せじゃないかもしれない』




『でも別に幸せだなって思ったことが無いわけじゃない』



『家族もいないけど今は恵たちが家族みたいなもん』





『それにあと少しの日を大切に過ごしたいの』






『怒って終わり』



『納得しないで終わり』




『そんなの嫌だ』




『確かに不平等かもしれない』




『でもみんな違うからいいんじゃない』




『みんな違うから生きれてるんじゃない』




『恵はなんでもネガティブ思考！変えろとは言わないけど何もしないのも違うからね』





『はぁいっぱい喋ったから疲れた』





『はい！解散！』




『また今度みんなでバレーしよ！』





月｢はい！｣




菅｢あそこの先生が話したそうにしてるぞ｣





菅｢さあ帰んべ帰んべ！｣





『ありがと！月島くん』




月｢？｣



『証拠見せてくれたの月島くんでしょ』





月｢なんで最初っから間宮がやらかしてくるって｣

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す