初恋日記～いつまでも君と～ (ページ10)

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日記、6 ページ10

なんだかんだで、案内が終わって教室に戻っているはずなんだけど...
何故か、屋上にきています。。。
『ねぇ、どうして屋上に…？』

「えっ？嫌だったかな？」
申し訳なさそうに言われたら、こっちが困るっていうの。。。

『ううん。嫌なわけじゃないよ！ただ、どうしてかな～？って』
両手を振りながら否定して、ただ本音を伝えた。

「僕、美術部なんだけど。風景画を描いて提出しなくちゃいけないんだよね。それに梓ちゃんに屋上、案内した方がいいんじゃないのかな、って思ったからね。」
なんて、笑顔でさらりと言っちゃうし。

『美術部なんだ、ちょっと意外かも...』

「そうかな？」

『うん。あっ、絵みてもいいかな？』
少し首を傾げながら言うと、遊月は

「う、うん。いいよ！//」

頬をほんのり赤くしながらも許してくれた。

『ありがt____うわぁ...すごい。目の前の風景を写真にしたみたい...』

「思ったことをそのまま伝えられるんだね...」
ﾎﾞｿｯと耳を凝らさないと聞こえないくらいの声でそう呟いた。

『・・・？』
意味がわからずに、何も言えずにいると

「あっ、なんでもないよ。それより、教室先戻っててもいいよ？」
そんなこと言わないでよ。。。

『いい。まだ、ここにいてこの風景を見ていたいから！！』
フェンスに手をのせ、目をつぶり、髪の毛を風になびかせながらそう私はつげた。

「わかった。僕、集中すると何も話さなくなるよ？」

『それでもいいよ。終わるまでまってるから』
目をつぶり続けたまま言ったけど、ホントは目を合わせて言いたかったのに、何故かそれができなかった;;

遊月は黙ったまま絵を描き続けた。でも、梓は知らない。遊月が絵に梓を描いていることを・・・

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どうも～、誤字が多い主です←
今回もダメダメですね...

それでは、またね( ´Д｀)ﾉ～ﾊﾞｲﾊﾞｲ