初恋日記～いつまでも君と～ (ページ9)

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日記、5 ページ9

～遊月side～
うわぁ...梓ちゃんと2人っきりだよ～///う、嬉しいけど、心臓が持たないよ～！
それにしても、ホント綺麗だよね...横顔とかマジ可愛すぎる！！
なんてことを思いながらも、僕は、冷静を保って、

「えっと、こっちが音楽室で____ 」
特別教室などを、案内しているところです。

『特別棟なだけあって、いろいろな特別教室があるんだね。それに、用具もたくさんあるし。』
彼女は、笑顔で調理室の中をうろちょろしながらそう言った。

「そうみたいだね。ここ、結構本格的な料理とかお菓子つくるみたいだし――― 」

『それってホント！？お菓子もつくるの！？』
目をキラキラさせながら聞いてくれので、驚きながらも

「う、うん。でも、どうしてそんなに目がキラキラなの？」

『ふぇ？…えっと、お菓子作りがす、好きだからぁ...//』
顏を少し赤くしなら答えるので、僕は

「顏、赤いよ？大丈夫？」

『う、嘘。顏、そんなに赤い？//』

「うん。真っ赤だよ？」

『うぅ...なんか恥ずかしい//』

「…？」

『せ、赤面症だからすぐ赤くなるだけだから、気にしなくていいからね！』
少し恥ずかしそうにしながらも、答える梓はすごく可愛かった...//

「わかった。それにしても、お菓子作りが好きなんだ」

『うん。毎朝、作るからね。』

「ま、毎朝！？ってことは、今日も作ったの？」

『当たり前でしょ。あっ、食べてみる？』
そう言うと彼女は、手に持っていたミニカバンからきれいにラッピングされたマカロンを取り出した。

「お、おいしそうだね。」

『もし、よかったらなんだけどあげる？』

「もらっていいの！あ、ありがと！」
凄く嬉しくてつい満面の笑みで答えていた。

『どういたしまして。味、どう？』
ﾊﾟｸｯと僕は一口食べた。

「すごくおいしいよ！」

そういうと彼女は照れ笑いながら
『ありがと。明日も、つくるからあげるね！約束。』

そして、彼女との約束をした。