弟みたいなもの ページ1
いつも『ヌナ』と呼んで、かわいらしく私の後を着いてきていた可愛い可愛い弟みたいな幼なじみ。
ハンユジンは今日も私の家に来ている。
マンガを貸してほしいだとか、勉強を教えて欲しいだとかいつも色々と理由を付けて来るが、
完全に自分の家か何かだと思ってるだろ。
『ヌナ〜』
ま、可愛いからゆるすんですけど。
『勉強教えてほしくて〜』
そう言いながら私のすぐ隣に腰を下ろし、問題集を差し出してくる。
｢あー、ここはね、ここの公式に当てはめて…｣
私が一生懸命話し始めたというのに私のパーカーの紐で遊び始めたハンユジン君。
｢あのー、ユジン君？ヌナが話してる時はどうするんだっけ。｣
『ちゃんと聞く。』
うさぎのようなクリクリのお目目を大きくして反省するかのように上目遣いで見てくる、この子自分の可愛さ分かっててやってる。
｢、ふふ、可愛いからいいよ。｣
私が笑ったことに拗ねてしまったのだろうか、丸くしていた目を今度は細めてジトっと睨んできた。
『…可愛いってなんかヤダ。もう高一だよ。』
｢でも可愛いもんは可愛いじゃん。いつまでたってもユジンチェは可愛い〜｣
拗ねたユジンチェも可愛すぎて頭をわしゃわしゃと撫でてやった。
『…はー、このヌナは。』
もっと拗ねちゃった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もち(プロフ) - サラダ油さん» コメントありがとうございます！待ってください、全裸待機笑っちゃいました。笑。最近更新できていなかったのですが、今日やっと続きを更新したので、呼んでいただければ幸いです⌒♡｡ (10月29日 6時) (
レス) id: 918260c06a (このIDを非表示/違反報告)
サラダ油(プロフ) - 続き全裸待機してます！ (10月27日 5時) (レス) @page12 id: 5ecae127c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もち | 作成日時：2023年9月28日 0時
