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11 you side ページ11
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「 ………A！」
『 うわっ！！
びっくりした！ 』
「 びっくりした じゃないわ(笑)
あんたの家 着いたんですけど！ 」
たしかに 車の中から あたりを
見回してみると 見慣れた街並み。
『 やらかした、ほんとごめん！！
タクシー代 いくらだった？ 』
「 タクシー代 ぐらい 別にいいよ。
さっきの 呑み屋 で Aが
寝てる間に Aの財布から
お金出して 会計したから(笑)
ってことで おりた、おりたー。
じゃあ、明日ね。」
にの に 無理やり タクシーから
降ろされて 最後に ほほえんだ
にのの 顔を眺めてたら タクシーは
いつのまにか 遠くへ行ってしまっていた。
財布の中を確認したら 全然
減ってなくて また 相葉ちゃんが
払ったんだろうなあ って思うと
自然と 笑みがこぼれた。
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作者名：そら | 作成日時：2017年10月22日 12時
