検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:14,447 hit

束の間の休憩 その6 ページ23

Aside




目の前の高級弁当箱と向き合い、ニヤける善逸の前に一つの手が伸びてきた。





善逸「あ!食べるな!それは禰󠄀豆子ちゃんの為に取ってるやつだ!」





玄弥「ぁ、わりぃ。」





伊之助「腹減った!!(パクッ」





善逸・玄弥「!!?」





善逸が禰󠄀豆子の為に、と買った高級弁当は一瞬で伊之助の腹の中へと消えていった。





善「ギャーー!?伊之助!何食ってんの!?返せよ!!聞いてんの!?」





伊「グワハハ!お!食ったら元気が出てきたぜ!
  猪突猛進!猪突猛進!!」





善「おい!待て!コンニャロー!!」





炭「わっ!?」 善「イダッ!!」






買い物から戻ってきた炭治郎と善逸がぶつかり、炭治郎の手に持っていた水筒が宙を舞い、見事風柱の頭に乗った。





実弥(...ピタピタ。)





上下逆さまで、だが...






玄弥「に、兄ちゃん!」






炭「わ!ごめんなさい!」善「げっ!?」伊「?」






実「テメーら、覚悟できてんだろォナ!ゴラァ!」






2人の追いかけっこに風柱が参加した事で、走った場所には砂埃が舞うほど勢いを増していた。






(騒がしい。私は杏寿郎とデートしに来たはずでは?
これではデートと言うより...






杏寿郎「宴会だな!!」






『ですよね〜。ハハッ...。』






でも、なんだろう。多くの仲間とこうワチャワチャと賑わえるのも、今まで一人で生きてきた私にとってはとても新鮮で、悪くはないのかもしれない。






杏寿郎なりの配慮だったりするのかな?






なんて、「お!あの3人も全集中常駐を上手く使いこなせているな!関心関心!」とか言ってるあたり杏寿郎はあまり考えてないのかもしれないけど...。

束の間の休息 その7→←束の間の休憩  その5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
163人がお気に入り
設定タグ:煉獄杏寿郎 , 煉獄さん , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Azukizansu(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございますヽ(´▽`)/完結出来るよう頑張ります!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9ac09cc0ed (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まさかの急展開に驚いています!!これからどうなっていくか楽しみです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カルビ丼 | 作成日時:2021年1月29日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。