その4 ページ3
Aside
あれから1週間。杏寿郎を見つけても、何かと理由をつけられ避けられる日々が続く。
杏寿郎の刀が明日には完成する。今日話を聞けないと、また置いて行かれてしまうかもしれない
そんな事は絶対に嫌!!杏寿郎が離れてって言えば素直に離れる!けど!まだ避ける理由を聞けてない...。
本当に私の事が嫌いだとしたら...。そう考えるだけで胸が締め付けられたように苦しくなる。
伊「気配がダダ漏れだ。いい加減消せ。煩い。」
『伊黒さん!どうしてここに?』
伊「甘露寺がお前達を心配したから見に来ただけだ。
お前達の痴話喧嘩を心配するだけ無駄だとしか
思えないが、愛しい甘露寺の為だ。
いい加減仲直りしろ。(ネチネチ」
『痴話喧嘩って...。
どこをどう見たらそうなるんですか。』
"ボソッ"
伊「...鈍感すぎて虫唾が走る。」
『なんて?』
伊「今晩、里で一番背の高い屋敷の上で気配を消して待っていろ。残念な事にお前には恩がある。今回だけはお前に手を貸してやる。甘露寺に感謝しろ。」
『私、伊黒さんの事助けた事あたっけ?』
伊「...あぁ。宴会の時、Aに言われた言葉の
お陰で俺は甘露寺に想いを伝える事ができた。」
『...眉間に皺寄ってますけど!?感謝より殺意を
感じるんですけど!?気のせいかな!?」
伊「気のせいではない。が、感謝はしている?
お前の無責任さには殺意が湧いているがな。」
怖いよ!その目から殺意しか伝わってこないよ!?
ほんとに宴会の時の私何してくれたの!?
炭「伊黒さん!Aさん!
夕飯の準備が出来たそうです!!」
蜜「もうお腹ペコペコです〜!!
2人とも早く食べに行きましょう!!」
伊「あぁ、行こう。」
『ご飯だ〜!""ガタッ""
ん?足に何か当たった。壺?こんな所にあったっけ?
まあいっか。
「ニャ〜ン」
『もう完成したの!?愈史郎、流石すぎる。』
炭「Aさーーん?」
下の回から炭治郎の呼ぶ声が聞こえる。
『はーい!今行く〜!』
茶々丸(猫)が背負う鞄に入っているビンを自分の懐にしまい、食堂に向かった。
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Azukizansu(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございますヽ(´▽`)/完結出来るよう頑張ります!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9ac09cc0ed (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まさかの急展開に驚いています!!これからどうなっていくか楽しみです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルビ丼 | 作成日時:2021年1月29日 0時