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束の間の休憩 その3 ページ20

Aside





考える事を放棄し、二度寝しようと布団に戻った私の上に音柱のお嫁さんが降ってきた。うん。降ってきたのだ。





須磨「え!?起きて!あずきちゃん!!おめかししないと!」





『グェッ!』






雛鶴「須磨さん!?突然の無礼ごめんなさい。」






まきを「もうやっちまった事はしょうがない!須磨が手を出したんだから最後まで責任持って私達がやろうじゃないか!!」





雛鶴・私「『え?』」





そこからはされるがまま、3人に浴衣を着せられ、髪の毛を整えられ、化粧を施され、門まで連れてこられた





そして、今に至る。





目の前にいるのは紛れもなく杏寿郎だ





杏寿郎は太陽が似合う人だと思っていた
だが、今目の前にいる杏寿郎は夜が似合う





なんと言えばいいんだろう。言いたい事は沢山ある。ただ、一言で言えば、浴衣を着た杏寿郎はあまりにも





""カッコ良すぎる""





いや、普段の姿も凄くかっこいい。だけど、今はまた違うかっこよさだ。戦う隊士では無く、1人の男性という事を再認識させてしまいほど...。






1人思考の世界に入り込んだ私を引き戻したのは杏寿郎の声だった。







煉「むっ!あ!あぁ!あずき!と、とても似合っている!とても綺麗だ。」






『あっ、ありがとうございます////
 杏寿郎のゆ、浴衣姿もとてもかっ..こいいです//』






杏「う、うむ!あずきに褒められるとは嬉しいな!///」






反則だ。顔真っ赤にして微笑まれると、こっちまで赤くなってしまうじゃないか。






杏寿郎を見れなくなり、つい下を向いてしまった。
今顔を上げれば間違いなく気絶する!






でも、見たい!今の杏寿郎を脳に焼き付けておきたい!だけど今見たら気絶する!!





でも、みたい!!チラッと顔を上げ杏寿郎を見ると、目があった。






杏「A。街の方では屋台が出ているそうだ!!
  少し、行ってみないか?」






『グハッ、やっぱりカッコ良すぎる...』







杏「む!?大丈夫か!?どこか痛むのか!?」






『いぇ、ちょっと私には早かったみたいです。』






杏「何がだ!?大丈夫か?」






『ふふっ、大丈夫です!元気いっぱいですよ!
 行きましょう!屋台見てみたいです!』






杏「あぁ!行こう!」






今日は見慣れた杏寿郎の背中が見えなかった。
その代わり、杏寿郎の赤くなった耳が顔がハッキリと見える




貴方の隣で歩ける幸せを噛み締めながら街へと向かった

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 煉獄さん , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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Azukizansu(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございますヽ(´▽`)/完結出来るよう頑張ります!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9ac09cc0ed (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まさかの急展開に驚いています!!これからどうなっていくか楽しみです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルビ丼 | 作成日時:2021年1月29日 0時

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