その5 ページ15
天元side
人や動物が寝静まり、静まり返った夜の屋敷にド派手な声が鳴り響いた。
天「は!?まじで言ったのかよ!?」
杏「あぁ!本当だ!!」
天「ド派手にやらかしたな!!煉獄!!」
杏「何故だ!!?」
今日は煉獄の夜の見回りが休みの上、Aは胡蝶の所にいるため久しぶりに2人でのんびりと酒を交わしていた。
が、煉獄の口から出た内容は衝撃的なものだった。
胡蝶にあれだけAに言うなと言われていた薬の件を自分の想いと共に伝えたと言う。
ド派手に頭痛がしてくるぜ。
天「なぁ、煉獄。お前は何故体をボロボロにして、片目すら失っても尚、戦い続けるんだ?」
杏「?質問の意図があまり分からないが、強き者は弱き者を守る責務がある。俺は俺の責務を全うする!!それだけだ!!」
天「あぁ、そうだな。俺たちは何かを守るため命をかけて戦っているのかもしれないな。」
天「その何かを鬼から守れるならド派手に命を捧げてやる気だった。実際、上弦との戦いでは相打ち覚悟だった。だけどよ、そこで嫁達に言われたんだ。
私達にも天元様を守らせろ、もっと頼れってよ。
向こうにも守りたいものがあって、命をかける覚悟だってあったのにな。俺は言われてそこで初めてド派手に気づいた。
煉獄。Aの覚悟をド派手に噛み締めてこい。
お互い腹の中見せ合って、ド派手に弾けてこいよ。
そっから、一度くらいデートに連れてってやれ。ド派手にな!!」
須磨「天元様ぁ〜。まだ寝てないんですか〜!?」
まきを「うるさい!天元様は今炎柱様とお話ししてるでしょ!!」
須「ぎゃぁ!痛い!天元様!見ました!?
まきをさんが叩いてきます!」
雛鶴「2人とも静かに...」
須「ぎゃ!見ました!?また叩かれました!!」
おうおう、ド派手に煩えな。まぁ、そんな所が愛おしいだがな。
天「嫁達も迎えにきたし俺はもう寝る。
煉獄。...ド派手に頑張れよ。」
嫁3人連れて俺は寝室に戻った。
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Azukizansu(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございますヽ(´▽`)/完結出来るよう頑張ります!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9ac09cc0ed (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まさかの急展開に驚いています!!これからどうなっていくか楽しみです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルビ丼 | 作成日時:2021年1月29日 0時