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その4 ページ14

Aside




あの日から杏寿郎がおかしい。というより、過保護すぎるのだ。




無惨討伐に向け、柱稽古が始まり、隊士の基礎体力をつける指導をお手伝いしている時だって...



〜〜



「A!どこに行くんだ?」




『ちょっとお手洗いに...』




「俺も行こう!!」




『え?お、お手洗いに行くだけです!?』




「道中何かあっては困る!行くぞ!!」




『えぇ...。トイレすぐそこなのに...。』



〜〜
ーー



夜の見回りに行く前だって...



『さぁ!準備出来ました!行きましょう!』




「む!今日は一段と冷える!
体を壊しては元も子もない!これを羽織れ!!」




と言われ、甲冑一式を渡された事もあった。



ーー



どうしたものか。




し「素直に甘えればいいと思いますよ。」





今私は蝶屋敷に訪れていた。





『でも、見てこれ。』





隣に座るしのぶに、包帯でぐるぐる巻にされ白い塊となった右手を見せた。





『ちょっと廊下で転けただけよ?右手を少し擦りむいただけなのに...。』





し「うーん、少し過保護すぎる気もしますが...。
  ...A。Aは煉獄さんに自分の心の底を見せた事はありますか?」





『そりゃあ、毎日心の底から愛を伝えてますよ〜!』





し「本当ですか?過去は...自分の事をしっかりと伝えた事はありますか?」





この質問に私は答える事が出来なかった。狛治の事も、父の事も私の過去も、全てその場凌ぎで簡単に説明しただけだった。





し「煉獄さんは私達が思う以上に人の感情の機微に敏感で、些細な気遣いをしてくれていたりします。


煉獄さんはずっとAが自分から過去を話してくれる事を待っていると思いますよ。


恐らく、煉獄さんなりに貴方を守ろうとした結果が今の結果を生み出したのでしょう。Aが心の底を見せない限りこの状況は続くと思います。」





し「頑張って下さい。応援してますよ。」





しのぶに言われた事がぐるぐると頭の中で再生されながら、重い足取りで杏寿郎の待つ屋敷に帰るのであった。




ーーー
作者から


ほんとごめんなさい〜!更新停止していました。
言い訳すると忙しかった事と、先の話が決まらなかった事が重なり素直にサボりました!!m(_ _)m



少しずつまた更新していきたいです!グダグダ作者ですが、応援よろしくお願いします!

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 煉獄さん , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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Azukizansu(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございますヽ(´▽`)/完結出来るよう頑張ります!! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 9ac09cc0ed (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - まさかの急展開に驚いています!!これからどうなっていくか楽しみです!これからも更新頑張って下さい! (2021年1月31日 23時) (レス) id: 89f8187042 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルビ丼 | 作成日時:2021年1月29日 0時

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