いってらっしゃい。 ページ7
you side
――――――――――
スーツを着る彼の姿を見ながら洗い物をする。
……あ、目ぇ合った。頑張ってね!という意味を込めた笑顔を送る。
洗い物が終わったので自分もスーツに着替える。
志央くんのスーツ姿、同じ職場だったら毎日見れるのに……。
軽く化粧をし髪を整える。極めつきは彼から貰ったネックレス。
昔毎日付ける理由を聞かれたことがあった。
私は志央くんが近くに居るみたいで安心する、と答えた。
彼と職場が違う為、こういう物が一つでもあるとモチベーションが上がる。
私より仕事に行くのが早い彼は準備が終わり、玄関へ向かった。
sho「じゃあA、いってくるな!」
毎朝欠かさずにいってきますを伝えてくれるのは個人的に凄く嬉しい。
『うん!いってらっしゃ〜い!』
彼は何か一瞬考えていたがたちまち笑顔になり職場へ向かった。
今日も１日頑張ろう!と自分に渇を入れ、鞄を取りにリビングへ戻る。
…………なんてこった……
志央くんお弁当忘れてる！
いや、時々あるけど……懲りないなぁ。
まぁ私がちゃんと忘れ物が無いか確認してないのも悪いけど……。
でも成人過ぎた男の人にお弁当持った？ハンカチ持った？みたいなこと言いたくなくない？
もう私は仕事の時間だからとりあえずお昼休憩の時間に届ければいっか。
職場が違えど距離的にはそこまで遠くないので忘れ物はすぐに渡せる。
色違いのお弁当を持って、私は職場に向かった。
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蜂蜜(プロフ) - ありがとうございます!非常にゆっくりペースになると思いますが、最後まで応援してくださると嬉しいです( *´艸｀) (2019年8月1日 14時) (
レス) id: 751cc78c80 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 面白かったです！ゆっくり自分のペースで更新頑張って下さい！ (2019年7月31日 21時) (レス) id: 3f6445389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぐいす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/Azukimochi2
作成日時：2019年7月31日 15時
