朝の厄介者 ページ16
sho「すぅ……すぅ…………」
昨日のカッコいい彼は何処へ行ったのだろう。
さて、今朝も始まりました。志央くんを起こそうグランプリ！！
朝が苦手な彼を起こすべく私は様々な起こし方を追求してきた。
『起きて！志央くん！！遅刻するよ！』
sho「大丈夫……大丈夫……」
声を掛けても中々起きないことが最近分かったので直行で望さんに連絡する。
『あ、もしもし望さん！おはようござ…おはよう！！』
そいえばタメで話すよう言われてたんだった。
zm「お、いつものかぁ。今日早いやん。てか、次は呼び捨ての筈やで。」
『うっ……起きないことが分かったのでこれからすぐ望の所へ連絡することにしたの。
次からそうしても良い？』
図星をついてきた。
朝一に望に連絡できるのは私からすると凄く有難い……
zm「俺は構わんで〜」
なんて良い人なんだろう。
ついでに志央くん連れていってもらおうかな？
『確か望って出勤するとき家の近く通るよね？』
zm「ん？せやけど……」
『望さえ迷惑じゃなかったら志央くんを迎えに来てもらえないかな……？』
zm「まじ？あいつ朝面倒なんよなぁ。」
いや、それはすっごい分かる。
何とかしてもらうためには……あ！そうだ！！
『それは十分理解してる……！！
あ、どうせ望朝ろくなの食べてないでしょ。朝御飯付きでどう？』
zm「その話のった。今日から？明日から？」
早い、ご飯が絡むと早いんだよなぁ。
『今日で良いなら朝御飯望のも作っとくよ。』
zm「すぐ行く。」
流石望。これで志央くんも起きるだろう。
『あ、志央くん。今から望来るから、宜しくね！』
sho「は？は？は！？ちょっと待って！A、着替えどこ！？」
『そこの椅子の上〜』
sho「ネクタイは……『スーツの上着のハンガーに一緒に掛けてある。
あ、鞄は玄関の所にお弁当と一緒に置いてあるから、忘れないでね？』
朝の時間の彼の言いたい事、行動が今は手に取るように分かる。
それほど長い付き合いなんだなぁ。
そして着替え終わった彼が朝御飯の場へ。
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
そのチャイムを合図に私は玄関へ向かった。
zm「おはようA！」
『いらっしゃい、志央くん今席着いた所だよ。望のはその隣に置いてあるから。』
zm「志央〜邪魔するで〜〜」
彼は若干の焦りと驚き共に楽しそうに食事を始めた。
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蜂蜜(プロフ) - ありがとうございます!非常にゆっくりペースになると思いますが、最後まで応援してくださると嬉しいです( *´艸｀) (2019年8月1日 14時) (
レス) id: 751cc78c80 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 面白かったです！ゆっくり自分のペースで更新頑張って下さい！ (2019年7月31日 21時) (レス) id: 3f6445389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぐいす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/Azukimochi2
作成日時：2019年7月31日 15時
