残業と生放送 ページ11
you side
「ま、とりあえず今週末の撮影次第やな。」
彼はそう言っていた。
私は彼が実況をしていることは知っている。
知らなかったらシャオロン君なんて呼ばない。
それでも時々だけど……
まぁ私はシャオロン君も志央君もどちらも好きなので関係ない。
そんなこんなでお昼休憩が終わる。
『あ、志央くん、望さん、そろそろ私職場に戻るね。』
sho,zm「「う〜い」」
mb「あ、Aちゃんおかえり〜‼」
『ただいま〜!』
なんて暖かな職場なのだろうか……
そんな風に思ったのも束の間。
社員はこんなに優しいのには理由がある。
社長「あぁ、Aくん。この資料を頼むよ。」
『……はい、期限はいつまでてすか?』
社長「明日の朝一番に出してくれ。」
『わかりました。』
渡された書類を持ち、デスクへ戻った。
この書類の量で朝一番……ということは、残 業 確 定 ☆
『まじか……』
shp「A先輩、手伝いますよ!」
『柴崎くん、ありがとう。でも私の担当の書類だから大丈夫だよ。』
社長が仕事に手荒い分、職員同士が助け合うので皆優しいのだ。
志央くんには申し訳ないけど、今日は帰るの遅くなりそう……
そう思いLIMEを入れた
A志央くん、今日の帰り遅くなりそうなの……ごめんね!
A冷蔵庫に晩御飯おいてあるから、お腹が空いたらレンジで温めて食べてね
ぽんっと既読が付き、驚きの速さで返事がくる。
シャオロン君え!A今日帰り遅くなるん……?
A本当にごめん!!そいえば志央くん最近生放送出てないよね?久しぶりの私が遅い夜だから誰か誘ってちょっと開いていてみたら??
シャオロン君確かに最近出てなかったな……どうせA来るまで暇やから生放送しとるわ〜
じゃあ私はその生放送をお仕事しながら職場で聞いてるね。
PCとにらめっこして早八時間。
普段は定時で上がらせてもらえるけど仕事を任されると残業ルート待ったなし。
時計の針は九時を指す。
志央君、大丈夫かなぁ。
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蜂蜜(プロフ) - ありがとうございます!非常にゆっくりペースになると思いますが、最後まで応援してくださると嬉しいです( *´艸｀) (2019年8月1日 14時) (
レス) id: 751cc78c80 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 面白かったです！ゆっくり自分のペースで更新頑張って下さい！ (2019年7月31日 21時) (レス) id: 3f6445389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぐいす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/Azukimochi2
作成日時：2019年7月31日 15時
