手の掛かる彼氏 ページ1
太陽が顔を出す少し前、私は目覚める。
隣にいる彼に朝御飯を作る為だ。
さて、何を作ろうか。
朝はご飯をあまり食べないという彼に、栄養をちゃんと取ってもらえるように献立を考える。
まぁいつもと変わらないのだけれど。
パパっとトースターで食パンを焼き、サラダを盛り付けコーヒーを入れる。
もちろん、ジャムやバターも忘れずに。
彼は気分によって食パンに塗るものを変えるので、常に様々なものが置かれている。
朝御飯が出来たら次は洋服とお弁当の準備。
自分でやれって話だけど、朝が弱くていつも起きるのが遅い彼にはこれくらいしないと出勤時間に間に合わない。
洋服はしっかりとアイロン掛けしたスーツとネクタイ。
シワ一つないこのアイロンテクニックは我ながら素晴らしいと思う。
次にお弁当の準備、昨日のうちに色々仕込みをしてあるので後は弁当箱に盛り付けるだけ。
お弁当に添えるおにぎりの中身は、食べてからのお楽しみ。
家に帰ってきて今日のおにぎりの中身やお弁当について感想を話してくれる彼はととも幸せそう。
その顔を見ているだけで、私は明日も頑張ろうと思える。
そして朝に行う全てのルーティーンを終えた私は、最後の仕事に取りかかる。
『志央くん、時間だよ?起きて〜!』
sho「…………。」
____これがまた厄介なのである。
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蜂蜜(プロフ) - ありがとうございます!非常にゆっくりペースになると思いますが、最後まで応援してくださると嬉しいです( *´艸｀) (2019年8月1日 14時) (
レス) id: 751cc78c80 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 面白かったです！ゆっくり自分のペースで更新頑張って下さい！ (2019年7月31日 21時) (レス) id: 3f6445389c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うぐいす | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/Azukimochi2
作成日時：2019年7月31日 15時
