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降谷side
なぜ見落としていた!
濱崎の弟が彼女と同じ大学だったということを!
犬岡「降谷さん!!これ見てください!」
犬岡がが血相を変えて持ってきたパソコンの画面に映るのはいつも笑顔なAさんだった。
降谷「何だこれは!これまではこんなものなかっただろう!」
犬岡「そ、それが、さっき濱崎を事情聴取したところこれまでで1番の上玉とかで今日はライブ配信もするとかで…」
降谷「くそっ!とにかくこの配信は流れないように直ぐにハッキングしろ!」
犬岡「は、はい!」
公安全体に緊張が走る。
諸伏「Aちゃんが公安全体に愛されているのがよく分かるね」
隣に来たヒロがそっと呟く。
降谷「あぁ。だがそんな悠長なこと言っている場合じゃない。場所は特定出来ているな?」
諸伏「もちろん。」
降谷『よし。じゃあ直ぐに向かうぞ。店側もグルだ。容赦なんかするなよ。』
諸伏「大勢の女性が被害に遭ってるんだ。容赦なんてするはずがないだろ。Aちゃんもきっちり救い出す」
店について見れば何とも呆気ないものだった。
マスター1人・濱崎弟とその友人たちだけだった。
きっと撮影のために他の客は入れないようにしていたのだろう。
男たちの相手をさっさと済ませてヒロと2人で奥の部屋へ走った。
そこに居たAさんの姿に驚いた。
自ら腕にナイフを突き立てていた。
配信を途中まで見ていたが怖かったろうに、この子はこれ程までに強かったのか…。
いや、こうしなければならない程の恐怖を味わったのだろう。
くそっ…!
僕たちがもっとそばについていたら…!
ヒロ「Aちゃん!」
ヒロの声で現実に引き戻される。
『あ、れ…。ヒロさん…?』
降谷「ヒロ!Aさんは!?」
まずい。出血の量が多い…!!!
一瞬こっちを見て笑った彼女は意識を失った。
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犬岡は前に出てきた公1です!
犬っぽいから犬岡にしました笑
では引き続きお楽しみください!
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天然石 - 全然更新されてたないのですが続きみたいです更新してください (1月11日 11時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずき | 作成日時:2023年11月7日 2時