文豪ストレイドッグス

一話 ページ2

Aside

寒くて凍え死にそうな夜 ここはヨコハマの貧民街

口から出る息が白い

私は孤児 親は殺された 横浜の裏を牛耳っているポートマフィアの手によって

両親たちは悪くない たまたまマフィアと他の組織の取引現場を見てしまっただけなのに…

こんなこと言っても仕方ないけどね


最近 ここら辺にマフィアが来たんだって なんでかは知らないけど だいたい予想はつく

おそらく 下っ端組織との取引でもあるんだろう この貧民街に様といえば其(そ)れくらいだ

また今日も私は明日が来るかどうかもわからない裏路地で眠るんだろう

起きたら天国でした。なんてこともあり得るし

生憎(あいにく)私の両親には親戚というものがない

勿論(もちろん)祖父や祖母も死んだ

頼れるものなどいない

ここで生き残るには…誰かを殺 す覚悟ぐらいもっておかないと

真っ先に死ぬのは緩い奴

私は絶対に生き残る！

そんなことを考えていると、意識は落ちて言った

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雑談コーナー

次には出会い編か…
誰を出すでしょうか？

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