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それから数千年が経った頃、とある少女が契約のために悪魔を呼び起こそうとする。
この世界では、十になった時 悪魔を呼び起こし、
使い魔にし 共に一生を暮らすという風習が消えていなかった。
「ん〜っと 魔法陣…わっかりにくいな〜」
その少女こそ、この物語の主人公、ナルシャであった。
「よし！書き終わった！ 後は呪文だけだね〜」
「ええ〜っと、
月に沈む太陽よ！夜明けを見ようとする影に生きるものよ！
汝に契約せざるものを呼び出せ！」
訂正
月と共に沈む暗闇よ 太陽を見ようとする闇に生きる者共よ
汝に契約せしめるものを呼び出せ
ズオオオオオオオオオオオオ！！
魔法陣から竜巻が巻き起こる
「やった！成功だ！……多分」
？「…ここは…風…？香り…？肉体…？ここは
「………ん？なんか違う…？」
続く
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作者名：神流 | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月24日 23時
