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そして、いのちゃんと再会？してはや３日。
広い校内で会うのは難しいみたいで、なかなかいのちゃんを見つけられない。
入部はしなかったけど、サッカー同好会の方にも顔を出すようになって、
毎日のように部室に行ってみても、入れ違いだったりで、会って話す機会を作れないでいる。
今日も授業を終え、部室に向かって中庭を歩いてる時だった。
目の前を歩いてる、きのこ。
後ろ姿でわかる。
「いのちゃん！！」
俺は駆け出して、その人の腕を掴んだ。
「げ！ゆーと」
「いのちゃん、逃げないで」
「えぇ〜…」
いのちゃんは1度逃げようと俺の手を振り払おうとしたけど、俺がぐっと力を込めるとすぐに諦めてくれた。
「なに？」
「えっ」
不機嫌そうに下から見上げられて、言葉につまる。
2年前は同じくらいの目線だったのに、いのちゃんがすごく小さく感じる。
この人、こんな華奢だったっけ。
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作者名：あずまる*
| 作者ホームページ：http://ma-no homepage
作成日時：2017年12月2日 14時
