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とある少女の希望 ページ37
会ってしまった。
美琴さんに…
美琴さんは言った。
美琴「私には、貴方が味わってきた苦しみも。辛さも愛おしさも分からない。でも！友達でいることは変わりない！」
涙が頬つたる。
誰もいない。
闇で。
頼れる人なんて数えるくらいで。
アイテムの皆は前に言った。
Aはこの仕事をやらないでって。
思い出さなかった。
皆が私を思って言っていたとしても。
私の居場所はなくなったんだ。
ずっとそう思っていた。
ずっと辛くて。
ずっと悲しかった。
恐れ、嘆き、それも慣らすしかなかった。
実験からは逃げるしかなかった。
雅笛…
泣き叫んでも誰も来ない。
知ってた。
でも…
「ふぇ…グス…」
泣いた。
後ろから上条達が追いかけてきていた。
美琴は抱きしめてくれた。
黒子達も来ていた。
「私は…私には頼れる人がいなかった。私の周りに来た人たちはいずれいなくなってしまう。それが悲しくてしかたなかった。でも私がまた大切な人を作ればその人が死んでしまう。雅笛…やく…そ…く」
バタッ
Aは意識を失った。
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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか？ (2020年2月18日 20時) (
レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭維 | 作成日時：2016年3月24日 17時
