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とある少女の優しさ ページ31
話が終わる。
顔を上げた。
皆は何故泣いているの?
わからない。
同情してるの?
やめてよ。
どこにでもあるおとぎ話ってとこじゃない。
初春「ごめんなさい。」
初春さんの声と共に皆が頭をさげる。
「私にとっては日常茶番劇よ。」
淡々と告げた。
そう。
私にとっては日常なのだ。
この能力があるかぎり。
だから謝らないで欲しかった。
泣かないで欲しかった。
固法「でも…大切な友達を失ったんでしょう?辛かったんじゃ…」
「それは辛いですよ。約束も果たせてない…」
これ以上は言いたくなかった。
皆が悲しんでしまう。
「優しすぎるよ」ぼそ
その一言に尽きた。
そしてその場から立ち去った。
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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2020年2月18日 20時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭維 | 作成日時:2016年3月24日 17時