11.戦場 ページ11
A side
スティーブと再会を果たし、さっそく今は戦争真っ只中だ
解放された仲間達と共に増援に来た敵を蹴散らしていく
「やるなぁ、お嬢ちゃん!」
「これが終わったら1杯どうだい!」
兵士になって変わったことは、スティーブが超人になってたってことと
周りの声が罵声ではなく歓声になったこと
ペギーが私を見込んで合格を出してくれた
そんな期待に応えるために散々訓練した成果が今ちゃんと発揮できていると実感する
スティーブが合格したあの時も、あの老人の研究員はスーパーソルジャー計画に誘うための人だったとわかった
彼のことはテレビで見ていたし、負けられないと思った
だからこうして今兵士として戦場に行けるわけだし、あとはバッキーの無事を祈るだけだ
戦況はこっちが優勢だ
すると、建物の中から2人が走ってきた
一瞬敵かと思ったが
「スティーブ、バッキー!」
「A…?本当にAなのか!」
私も2人の元に走っていく
すると、倒したはずの1人の敵兵が近くにあった銃を構えた
「A!」
気づいた時にはもう遅かった
放たれた銃弾は自分の左胸を貫いた
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