My Hero 0【アベンジャーズ】 (ページ2)

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2.八年後ページ2

※1940年代のアメリカの徴兵制は調べてもよくわからず、女性も志願できたのかもわかりません。自分の創造です

8年後、20歳になった私は兵士になるために兵士に志願した

母を1人にしておくのはとても不安だったが

それでも母は私の夢のために背中を押してくれた

今日は兵士に適正かどうか審査があるらしい

審査と言っても体重や身長を測ってこれから待ち受ける過酷な訓練に耐えられるかを見極めるらしいが

「女？はっ、自分のご身分がわかってない愚か者がいるようだな」

「何か文句でも？」

「女は戦争に勝てるような立派な男を産んでりゃいいんだよ。ましてやお前みたいなのは兵士になったって囮にも使えないだろうな」

周りにいた他の志願者達は笑い出す

「少なくともここで酒飲んでだらけてるあんたよりは使えると思うけど」

「は？お前喧嘩売ってるのか」

「ご丁寧にどうもありがとうございました」

志願書を持ってその場を去った

あれで兵士と言えるのか。

怒りを抑えて家へと歩き出す

これで終わりなのか。母が応援してくれた夢がこんなに呆気なく、後悔で終わるのか。

自分の中で葛藤していると、近くで騒がしい音がした