恋、諦めました(緑) (ページ8)

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それからまるちゃんや安くんとも話が進み

連絡先なんかも交換して仲良くなった

「俺もええ？」

大倉くんがスマホを持った

「もちろんです」

「珍しいな、大倉がお客さんと交換なんて」

「そう？結構交換してるで」

「まず大倉がこの時間まで寝ずに仕事してるのが珍しいわ」

「俺が仕事してないみたいに言うな！笑」

そういえば、ずっと気になっていたことがある

「皆さん関西の方なんですか？」

そう聞いたら、皆一斉にこっちを向いた

「せやで！」

「安が兵庫でまるが京都、あと全員大阪や」

「へ～…だから仲がいいんですね」

「大阪人ならではのフレンドリーさや面白さとかも売りやからな」

確かに…人見知りな私でもここまで仲良くなれた気がする

ここに来てよかったかも…なんて少し思った

「あー、そろそろ時間ですね…」

小夏の声を聞いて時間をみると、結構時間が過ぎていた

「えー！もう言っちゃうんか！もうちょっと居ようや！」

「私だって居たいですよ～！」

まるちゃんと2人でわんわん泣いてる

でも私はこれ以上お酒が回ると明日二日酔いになりそうだから

「Aちゃんも帰る？」

「そうですね、電車もなくなったら困りますし」

「また来てやー！」

安くんが可愛く手を振っている

小夏を連れてその日は帰った