検索窓
今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:33,750 hit

彼女のこころ ページ5

コナン「あ、Aお姉さん!もう起きても大丈夫なの?」

貴女「……あ、コナンくん。うん、大丈夫
コナンくんは、電話終わったの?」


コナン「あ、うん!検査は、どうだった?」



貴女「問題無かったよ、外出しても良いけど車椅子で警察官の護衛付けて出かけてくださいって」


コナン「……そうなんだ
その……通り魔に襲われたってもう聞いた?」


貴女「……うん、聞いたよ」


コナン「それなのに外出するの?怖くないの?」


貴女「……怖くないわけじゃない怖いけど
でも、こんな辛気臭い病室に居たら哀ちゃんが悲しい顔をずっとするから……私は、哀ちゃんやコナンくん達が悲しそうに笑う所は、見たくないの……

それを見ると凄く心が痛い……
こんな傷なんかよりも凄く凄く痛くて
だから、早く記憶取り戻せれる様に外へ行くの
何でだろうね、記憶無いのに……
2人のことがこんなにも大好きだーって気持ちが抑えらんなくて……何か、貴方達のためになる事をしてあげたい。こんな私でも出来るのなら、喜ばせたい……私は、我慢して辛そうにしてる表情よりもこうやって、ニッコリ笑ってる表情の方が好きだから……!」


彼の質問に目を見て話す
そして、彼らの前で苦が無いような笑顔を向ける


コナン「……!!(そういや、おめぇはそういう奴だったな……)」


灰原「……私の言葉が負い目に感じてるのなら…」

貴女「違うよ」

コナン「(即答かよ…)」


貴女「私はね、哀ちゃん
貴方の為になる事をしてあげたいの
貴方が喜んでくれるなら、私が出来ることならなんでもしてあげたいの……例え記憶が無くたって……あなた達への大好きだって気持ちは、変わらないだろうから……!」


灰原「……!!……っ、あなたって人は……
全く仕方が無いわね……」


薄らだが、嬉しそうに瞳に涙を浮かべ微笑む灰原
その後、看護師さんが車椅子を持ってきてくれて光彦が電話を終えたらしく病室へ戻ってきた

まさかのお二人→←外出許可



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
169人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

シュレイ - 腕っ節のある警官で1番最初に浮かんだのが萩原と松田だったのでなんか泣けてきました(´;ω;`) (2020年3月17日 18時) (レス) id: 132ffd09d3 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いです。頑張ってください! (2019年7月6日 14時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年6月1日 6時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - な……ナニィ〜〜!!警察組の松田さんと萩原さん!!このあとどうなるですか!!続き頑張って下さい! (2019年5月19日 13時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茶喰彌(さくや) | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年5月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。