背中の傷 ページ37
渉
『…っやだっ、、背中見ないで…』
Aはいつも背中を隠す。
今みたいな夜の営みの時もそうだ。互いに裸だがかなり背中を隠してしていることが多いし、起き上がる時も背中だけは隠そうとしている。
本人曰く
昔の傷見られたくないから…。
それに昔この傷見られて気持ち悪いって言われた事があるかららしい。
別に俺はそんな事思わないけど。
「やっぱりまだ怖い?」
『うん…、
背中の傷何年経っても消えないし一生残るかもしれないってお医者さんにいわれから…もう隠そうかなって…』
「俺は気持ち悪いなんて言わないけど…。」
『…分かってる、分かってるし渉の事他の誰よりも信頼してるし愛してるけど…やっぱり昔の事が忘れられなくて…、
ほんといつまで引きずってるんだか…』
なんて言って慣れない涙を流しながら喋っていた。
それを見て後ろから抱きしめながら
「…そっか、俺もAの事愛してるから…大丈夫だから…Aのペースでいいから、また今度いつでもいいから見せて…。」
『…うん、分かった。』
「よしっ!大丈夫だから、そんな暗い顔すんなwもう寝るかっ!w」
『ふふっwwだね、そろそろ寝よっか…。』
「おやすみ、」
『おやすみ〜』
〜10分後〜
『…ねぇ、渉…?』
「…ん?どうした??」
『さっきからずっと考えてたんだけど…
やっぱり背中の傷見せるね…。』
「…!ほんとに大丈夫なのか?…」
『うん、いつまでも止まったままじゃダメだなって思ったし…、
なにより渉の事信じてるから』
「そっか…ありがとな、」
『…見せるよ、』
「うん…」
結構久しぶりに見たけどやっぱり所々残っているがじっくり見て気がつく程度だった。
よく見るとAの肩は震えていて
どれだけこの傷を見せるのに勇気を振り絞ったかがよく分かった。
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あゆみ(プロフ) - ゆきこさん» ありがとうございます!!これからも頑張りますね! (2018年3月11日 20時) (レス) id: ae5beeab76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきこ(プロフ) - 凄く!ドキドキします!お気に入り登録しました! (2018年3月11日 16時) (レス) id: e5cd4b3def (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - 黄色い猫さん» わぁぁ!ありがとうございます!!精一杯頑張りますね!w (2018年1月19日 20時) (レス) id: fce5cd8f03 (このIDを非表示/違反報告)
黄色い猫(プロフ) - 13位おめでとうございます!!これからも頑張ってください (2018年1月19日 20時) (レス) id: 775496283f (このIDを非表示/違反報告)
りヴぃおゅ - 次の小説を、できればで良いんですがユウチュウバーのすずしょうとと言う方々の物語を書いていただけたら嬉しいです!! (2017年12月31日 11時) (レス) id: a0ee473c59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆみ | 作成日時:2017年12月11日 0時