09 マリッサ ページ9
少女、もといマリッサはとても元気な女の子だった。
笑顔の耐えない少女は、皆から愛されていた。
サ「なぁA、マリッサちゃん可愛いなぁ」
サンジが鼻の下を伸ばすほどの美しさだ。
....だけどなんか引っかかった。
貴「....マリッサ、食事有難う。美味しかったよ。」
そう言って俺は席を立った。
サンジの腕を引っ張り外へ出る。
この店は居心地が悪い。
マ「もう行ってしまうの？」
貴「あぁ、仲間たちがキッも待ってるからね。」
マ「あら、それならそんなに急がなくても良いわよ！」
両の手を胸の前で合わせニコッと笑うマリッサ。
急にガクッと、サンジが重くなる。
マ「麦わらの一味の方々には強力睡眠薬いりの食事を振る舞いましたから♪
ただ....なぜAさんだけ効かないのでしょうね？」
....やっぱり。
これは罠だったんだ。
貴「どうしてだろうね。」
ニヤァっと笑い俺は大鎌に手をかけた。
マ「動かないで！」
マリッサが手を上げると、黒服の男たちが銃をこちらに向けて俺とサンジを囲った。
なるほど、逃げるならば一瞬でここを出なければならない訳か........。
いや、まぁ覇王色使えば行けるだろうけど....
まだ完璧にはコピー出来てないんだよね、あれ。
貴「ちっ」
わかったわかった、と言って俺はサンジの肩に腕を回し固定する。もう片方の手は上げて、何も持っていないアピール。
貴「なぁんてね。」
ニヤァと悪役みたいに笑って天井を見る。
マリッサが指示を出して銃を撃とうとしてるみたいだけど....遅いね。
貴「『月歩』」
そうつぶやいてボボォン！！と音を立てて上に上がっていく。
流石高級レストラン。天井たけぇな....。
貴「....からの『ドアドア』。」
いつしかエニエス・ロビー本島「裁判所」で会ったドア人間のブルーノの二技。
ってことで天井にドアを開けて静かに退場。
後ろの銃声？んー、このままだとサンジに当たる可能性あるしなぁ....
貴「....『アイスBALL』」
これはクザンの技。本来なら相手を氷の球のなかに封じ込める技だけど....今回はその相手が銃弾。
凍って銃弾はそのまま雹のように落ちていく。
これでお店に損害は出ないってわけだ。
さてと....
取り敢えず船に戻ろうかな。サンジ起きそうにないし。
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狼牙 - 面白いっす (2016年8月4日 1時) (
レス) id: cb11d4d89a (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - 銀狼サイアさん» コメント有り難うございます！そうですね、では今度番外編で書いてみますね！ルフィとシャンクスを合わせるのは色々とアレなので（笑） (2014年11月3日 23時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼サイア(プロフ) - いつも楽しみにしています。男主とシャンクスが絡んでいる所を見たいです。更新頑張って下さい!! (2014年11月1日 1時) (レス) id: 03d3d9d6a1 (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - けいおんさん» レス遅れてゴメンなさい、コメありです！徐々に出していきたいと思いますのでお願いします！ (2014年9月26日 20時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - 面白いです。シャンクスや白ひげやサボを出してください (2014年9月6日 14時) (レス) id: 67bfe8285e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮎 | 作成日時：2014年4月13日 0時
