03 男の正体 ページ3
ナ「嘘....でしょ....」
三人の攻撃は全て同じ場所に....男のいた場所に当たった。
しかしそこに男はいなかった。
ル「え....」
まさか殺してしまった....？と、そんな考えがルフィの頭をよぎる。
と、その時。
貴「みんな強いねぇ」
と、男の声が聞こえた。
....三人のうしろから。
「「「！？」」」
三人が振り返るより早く、男は攻撃に移っていた。
否、それは誰にも見えなかったが....しかし三人は傷を負っていた。
チョ「な、なんだあれは....まるで....」
攻撃が跳ね返されたみたいだ、とチョッパーは呟く。
三人の傷は全て違う形。そして、各自が放った攻撃の後に敵が負うはずの傷跡だったのだ。
貴「んー、少しおしい....かな。」
そんなチョッパーの呟きに男は答えた。
ル「よそ見すんじゃ....ねぇぇ！！」
「「「ゴムゴムの悪魔風羊肉JET六百煩悩攻城砲」」」
貴「 連携技っ！？」
男の驚く声と同時に今まで深くかぶっていたフードが脱げる。
出てきたのは....赤茶色の髪をしたタダのイケメンだった。
貴「さっすがにこれはきっついなぁ....」
男はそう笑うと空高くジャンプをし三人の正面に構えた。
そしてようやく背中の大鎌に触れる。
貴「せぇいっ！」
技名なんかではなく、ただの掛け声と共に大鎌をふる。
技を繰り出すのではなく、ただ回避するために。
貴「よいしょっと！」
ふった鎌から手を離しあろうことかその鎌を足場にし、さらに空高くジャンプした。
そしてーーー....
貴「これで終わりね、ゴムゴムのツインJET銃(ジェットピストル)！」
全「！？」
ルフィが先程披露した技を使ってルフィに攻撃をする。
それに続いて鬼斬りと羊肉(ムートン)ショットも....。
ーーー
貴「....改めて、俺の名前はA。楽しい戦いを有難う。」
ロ「A？！」
男の名前にロビンが反応した。
全員の視線がロビンに集まる。
ロ「Aってあの....カイドウの弟の、赤髪海賊団の幹部の....！？」
ナ「はぁぁ！？カイドウってあの、四皇の一人の！？」
ル「お前シャンクスの海賊団の幹部だったの！？じゃあオレ会ったことあんの！？」
ウ｢と、父さんの同期的な！？」
ロビンの一言で船内はざわめきに満ちた。
そのざわめきは、Aのパンっという手を叩く音で静まった。
貴「確かにカイドウは俺の兄貴だし、赤髪海賊団幹部だが、今は....ここの仲間に加えてもらえないか？」
ニコッと笑うA。
仲間になることを拒む者はいなかった。
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狼牙 - 面白いっす (2016年8月4日 1時) (
レス) id: cb11d4d89a (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - 銀狼サイアさん» コメント有り難うございます！そうですね、では今度番外編で書いてみますね！ルフィとシャンクスを合わせるのは色々とアレなので（笑） (2014年11月3日 23時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
銀狼サイア(プロフ) - いつも楽しみにしています。男主とシャンクスが絡んでいる所を見たいです。更新頑張って下さい!! (2014年11月1日 1時) (レス) id: 03d3d9d6a1 (このIDを非表示/違反報告)
鮎(プロフ) - けいおんさん» レス遅れてゴメンなさい、コメありです！徐々に出していきたいと思いますのでお願いします！ (2014年9月26日 20時) (レス) id: 951848ba28 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - 面白いです。シャンクスや白ひげやサボを出してください (2014年9月6日 14時) (レス) id: 67bfe8285e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鮎 | 作成日時：2014年4月13日 0時
