9人の能力者の出会い (ページ10)

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★9話ページ10

撤退後生きて帰ってこれた兵が
集められ、整列していた

国王「おい！アイク！出てこい」

アイクは無言でみんなの前にでる

国王「おいアイク、俺は言ったよなぁ？負けるなんて許されないと、勝って帰ってこいと？言ったよなぁ？今の状況はどうだ？てめぇのせいで俺様の国のみんなが恥をかいたじゃないか」

国王「なんとか言ったらどうなんだ？」

ア「誠に申し訳ございませんでした」
と呟いた

国王「おい！お前ら、怒ってるだろう？こいつのせいで恥をかかされて、好きなようにしていいぞ！ただ生かしてはおけ！これからも働いてもらうからなぁﾆﾔﾘ」

兵「ﾊｯ!」

そう言い国王が出ていった
その瞬間全員にやにやとしだし
アイクに近づいていく
そして蹴ったり殴ったり
ずっと続けている

兵「よくも恥をかかしてくれたなぁ！」

兵「おらぁ！」

ずっと殴ったり蹴ったりしている

アイクはただ蹴られて、殴られているだけだった

1時間以上すぎて

兵「今日はこれぐらいで勘弁しといてやるよ」

兵「感謝しな！」

そういいみんな出ていった
アイクはゆっくり立ち上がり
家に帰った

☆アイク視点
あんなの...どうやっても勝ち目はなかった...
それはみんなわかってるはず...
やっぱり...自分の存在価値を認めてくれる
人...なんて...いないんだ...
死にたいよ...でも...刃物を
使って死のうとした事は
なんどでもある...
でも、どうしても、怖くなって...
やっぱり行きたくて...
存在していたくて...
腕には切りつけた傷跡が
沢山ある...これを見られないため
いつも長袖を来ている...
苦しい...悲しい...
そうだ...「ｶﾝｼﾞｮｳ」
と言うものをなくせば
こんなこと感じなくなる
苦しまなくなる
「ｶﾝｼﾞｮｳ」なんていらないんだ...

☆とも視点
と「四対一でもかわされた」

と「どうすれら勝てるかな」

バ「そうですね」

バ「いくら剣がうまいといえど」

バ「遠距離と近距離と中距離全てを」

バ「交わす、止めることはできないはずです」

バ「コンビネーションをとって」

バ「相手の体力の消耗を待つのは」

バ「どうでしょうか？」

と「それいいね！」

と「絶対、助けるから！アイクさん」

～～～

ア「いた...」

アイクはそういいながら
とも達に近づいていく

と「昨日ぶりだね」

と「今日は負けないよ！」

ア「自分は勝つ、ただそれだけです」

アイクはそう言った、だが....
その言葉からは何もｶﾝｼﾞｮｳは
込められていなかった
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