我が家での当たり前は世の中に通じない！？ 2

当たり前じゃないインフルエンザ 3 ページ4

光side

もはや死人のようになっている私たち

皆から報告された体温を年齢順に書き留めた

宏太→39.8
自分→38.4
雄也→39.6
慧→40.5
大貴→42.2
涼→40.7
圭人→40.6
裕翔→39.2
侑李→39.9

次に症状

宏太→咳、喉痛
自分→頭痛、めまい
雄也→鼻水、頭痛
慧→だるい
大貴→熱が高すぎる
涼→微妙に鼻づまり、軽い頭痛
圭人→吐き気、めまい
裕翔→くしゃみ、頭痛
侑李→吐き気、喉痛

侑李と圭人は吐き気がものすごく強いみたいで圭人は侑李より熱が高い

圭人は本当に辛そうだっただって報告しながら吐いてたもん←

大ちゃんは熱が高すぎて幻覚が見えだした

裕翔はティッシュを大量消費して隣の私の分のティッシュがどんどん消えてゆく

慧はだるいはずなのに白米求めてどっか行っちゃうし

涼はあの体でお粥作ってくれてありがたい圭人とか裕翔のお世話もしてくれたし、本当に涼がお嫁に行ったら困っちゃう

宏太と雄也に関してはよく買い出しに行けたなってレベル

今は私と宏太以外布団で横になってるんだけど

大貴「んぅ．．．ﾊｧﾊｧ」

ようやく寝たと思ったら熱が高すぎて涙を流しながら寝ている大ちゃん．．．かわいそうに今日だけはお前に同情してやるよ←

圭人「ちょっ、大貴兄、やめ．．．で、出るｳｯ」

侑李「ふざっ．．．けんな．．．大貴、ころ．．．すｳｪｯ」

まさかの大の字で寝ている大ちゃんの足が圭人と侑李のお腹に．．．

基本的に大ちゃんより強い2人だけど今は動けないから退かすこともできないみたい

吐き気の強い2人は必死で吐くのを我慢してる

偉いぞ二人とも←自分が助けるという思考回路はない

涼「ぅ．．．雄也大丈夫？」

雄也より熱があるはずなのに隣の雄也を心配してあげる涼！女神様だなこりゃ

雄也「ﾁｰﾝ．．．ﾁｰﾝ」

それなのに涼が心配している声を聞かずティッシュで鼻をかんで戦っている雄也．．．お前の大好きな涼が心配してんだぞ！こんにゃろう

慧「はく．．．はく．．．」

はく、はくと連呼しながらほふく前進している慧あれは吐くじゃなくて白米のほうだろうな40℃越えてんのによくほふく前進できるな

裕翔「ｸｼｭﾝ．．．はぁ、ｱﾊｱﾊﾊﾊﾊﾊ」

最初のくしゃみは可愛いと思ったのに高熱とくしゃみと頭痛で狂ったな

そして会社や学校に電話を掛ける私たち

学校は毎度のことだからすぐに終わったんだけど

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