6話 ページ6
私が学校へ行く最後の日
お母さんは私が帰ってきたらすぐ行く、と言っていた
私はドクドク揺れる鼓動を落ち着かせて教室に入った
「おはよ、みんな」
その場にいる子達にお菓子を配り隣の教室、職員室と転々と配った
部活の先輩や後輩にも汲まなく
唯斗には渡すのが恥ずかしくカバンに突っ込んどいた
いつかは気づくだろう
「ほんとに行っちゃうの？七瀬」
「うん、またメッセージしてね」
「絶対するから！」
帰り道マリと別れると真っ直ぐ家に帰ったガレージから車が出ている
ウインドウから私のバックがつまれているのが見えた
「早く乗りなさい」
「今行く」
私は勢いよく車に乗った
スイーツを作る学校に行くことが楽しみで仕方なかった
毎日スイーツを作ってられる
これ以上の幸せはないとも思っていた
学園につくとお母さんは行ってらっしゃいと笑顔で言ってくれた
それから学園の真ん中まで長い道を進む
学園前なんて嘘
とても長い道が私を迎えていた
息を切らしながら進むと綺麗な像に魅入られた
が羽の生えた不思議な像、スプーンを持っている事も気になる
像の土台部分に文字が彫られている
「スイーツ･スピリッツ…」
「その銅像気になるよね！」
一瞬耳を疑った急に像が話し出した
「喋れるの？！」
「私も最初そう思ったけど違ったんだよねー」
像の後ろから二つ結びの女の子が顔を覗かせる
「はじめまして、私は天野イチゴ貴女と同じ部屋になるから迎えに来たの行きましょ」
「うん」
天野イチゴに連れられて私は寮に向かった
やはりこの学園はとても大きい
天野イチゴもまだ来て２週間ほどだと言うから
少し迷っていた
「やーっと着いたー！」
ベットに腰を下ろすと
疲れがどっと押し寄せた
私はそのまま倒れ込むようにして眠ってしまった
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綾鷹(プロフ) - 玖蘭零☆さん» ご指摘ありがとうございます！ (2017年11月13日 1時) (
レス) id: 6b88b77acb (このIDを非表示/違反報告)
玖蘭零☆(プロフ) - 夢色パティシエール懐かしいっす！！！ オリジナルフラグは外してくださいね〜！！ 編集画面のところで下に下がると｢■実在人物・団体・キャラクター、不使用のオリジナルコンテンツである｣という項目があるのでそこのチェックを外せば大丈夫ですので (2017年11月13日 0時) (レス) id: 449d26bdad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹 | 作成日時：2017年11月13日 0時
