トモダチゲームR4〜あなたと共に〜

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NOside

友一｢天智…どうしてるかな…」

水瀬｢ずっと何も食べてないからやばいんじゃないですか？」

マナブくん｢みんなおはよう！」
　 ｢第三ゲーム、友情かくれんぼ2日目だよ〜」

天智｢ああーっ！落ち着け！」
　 ｢空腹で冷静な判断ができなくなってるだけだ」

水瀬｢あんな遠くに天智さんの隠れ場所を用意したの失敗だったんじゃないですか？」

友一｢どうかな」

水瀬｢えっ？」

A｢なんか考えがあったんだよね！」

友一｢それより…一つ確認しておきたいことがある」
　 ｢君らは…俺に絶対服従を誓える？」
　 ｢何があっても、何が起こっても、このゲームの間は、俺に絶対服従」
　 ｢誓える？」

水瀬｢いいですよ」
　 ｢このゲームに勝つなら」

A｢私ももちろん誓う」

水瀬｢で、これからどうするんですか？」

友一｢何もしない」

A｢えっ…？」

紫宮｢そろそろ食事、届けに行ってきますね」

百太郎｢おう！」

紫宮｢行きましょう」

水瀬｢動き出した」

A｢追いかけないの？友一」

友一｢ほっとけよ」

水瀬｢いやいや、意味わかんないですよ」

A｢そろそろ天智に食事を運こばないと天智が死んじゃうよっ…！」

友一｢そうだな」

水瀬｢ええ〜…」

A｢本当に何もしないの？」

友一｢ん？するよ」

A｢だ、だよね〜」

友一｢明日宣言する」

A｢え？意味わかんないんだけど」

友一｢あと、天智のところに行くためにあの中の誰かを利用する」
　 ｢見つけた時点で作戦実行だ」
　 ｢その時は2人とも、全力で走ってくれ」

水瀬｢わかりみゼロですけど…わかりました」

友一｢俺は…勝つためならどんな手でも使う」

布袋｢完璧な5人の群れが勝つか」
　 ｢それとも一匹狼が勝つか」

火室｢賽は投げられた」

友一｢マナブも言ってたよな、自分の友達が馬鹿だと思ったらいつでも寝返っていい」
　 ｢友達を乗り換えるのが人生だからって」
　 ｢そっちにスイッチするわ」

百太郎｢はあ？」

A｢ねえ友一、そんなに一気に食べたらおなか壊すよ？」

百太郎｢おい、いいのかよ！？」
　 ｢おめえの友達いい加減死んじまうぞ」

友一｢ああ…俺さ、第二ゲーム、あいつに裏切られてさ、まじで腹立ってたんだよ」
　 ｢あいつ、今頃俺を信じて飲まず食わずで…」
　 ｢ハハハ…！ああ〜ざまあみろ！」
　 ｢できるだけ…できるだけ苦しませてやる」

千聖｢それで動かないのか？」

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