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Aside
修了式が終わった時の帰り…隼人と一緒に帰る約束してるんだ〜
教室の黒板には､“バイバイ！2−B”“ありがとう！2−B”などが書かれている
みどり｢あーあ…もう2年も終わりか…｣
弥生｢三年になったらクラス…バラバラになっちゃうかなぁ…｣
つかさ｢ねぇ､春休み､みんなでどっか行かない？｣
A｢富士急とかどうかなぁ〜｣
有馬｢へぇ〜面白そうじゃん｣
えっ…隼人が私のスマホ覗き込んでんの！？
A｢ちょっ､ちかっ…なに！？｣
有馬｢シャー芯借して｣
A｢いいけどちゃんと返してよ？｣
有馬｢おう｣
A｢そんなこと言っちゃって〜ずっと忘れてるくせに｣
有馬｢わかった｡今度体で返すわ｣
A｢アホじゃないの？いらんわ！このヘンタイ！｣
有馬がニヤッとしながら席に戻って行った
A｢も〜まじいみわかんない｡あいつほんとバカじゃない？｣
みどり｢あんた達って漫才みたい｣
A｢まじ返しづらい冗談は辞めてほしいぞ？笑｣
弥生｢またまた〜構ってもらえて嬉しいくせに〜｣
A｢そんなことないって､笑｣
つかさ｢有馬って絶対Aの事好きだよね〜｣
つかさまで！？
A｢いやいや…絶対にない｣
みどり｢だってAにばっかり絡んで来るじゃん｣
弥生｢あたし達には絶対あんな態度取らないもんね〜｣
つかさ｢早いうちに告っちゃいなよ！｣
A｢いやいや…何言ってんの？｣
弥生｢ぼやぼやしてると誰かに取られちゃうよ？｣
そうだった…隼人はただ…他人に媚びることが嫌いなだけで､話しかけられれば他の子とも普通に話すし､普段クールな隼人の笑った顔がかわいいっていう女子が急増中だったりする
そんなの私はずっと知ってたけどねって心の中で張り合ったところで意味はないけどね
みどり｢だいじょーぶだよ！絶対両思いだって〜あたし達が保証する！｣
両思い…？
そうかな…
つかさ｢いけ！｣
みどり｢大丈夫！」
弥生｢がんばれ！｣
うん…私…告白するよ…
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作者名：あやっち | 作成日時：2022年12月22日 17時
