兄の睡魔 ページ15
red said
とうとう唇の授業が始まった
が、
俺は寝る
なんか機嫌が悪そうだったが俺は知らん
授業には出席してるし大丈夫やろ、と机に突っ伏した…
と思ったその矢先に
黄｢おい！重岡寝んな！｣
いつも以上に居眠り授業に敏感な淳太が唇を真っ赤にしながらそれを注意する声が教室に響いた
唇真っ赤なんはいつもか
なんで？いつももうちょい遅いやん
俺寝たいのに〜
なんで今日そんな早いんよ、あれか？八つ当たりか？
嫌々顔を上げ、淳太の顔色を伺っていると
黄｢…ほんまお前ら兄弟は2人揃って俺の授業寝るんか｣
淳太は呆れたようにそんなことを言うと、教室の所々からクスクスと笑い声が聞こえた
黄｢お前といい、弟といいもう勘弁してくれ｣
どうやら前の時間望のクラスで授業だったようで
機嫌が悪そうに見えたのは、そのクラスで居眠りが多かったらしく、その中に望も混じってたんやって
なんや、俺悪ないやん
望のせいでちょっと恥かいたやんけ
そう思いながらしゃーなしノートだけ出して黒板を写すフリをした
後で神ちゃんに見せてもらお〜
神ちゃんの方が見やすいし
残り40分
何して暇を潰そうか考えてたら前の席の神ちゃんがこっちを振り返り、
緑｢アホやなぁ〜｣
と小さな声で残して楽しそうな顔をしながら戻って行った
かくれんぼの時みたいにヒソヒソと秘密を共有する小さい子供のような無邪気で可愛い神ちゃんが見れて俺も楽しくなる
やっぱさっきの顔は気の所為やったんかも
目の前の椅子の背もたれに可愛い？神ちゃん似の猫を描いた付箋を貼っといた
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なのな(プロフ) - こんにちは！Nikoさんの作品楽しく読んでいます！TwitterでNikoさんをフォローしようと思ってフォロリク条件を見ようとプライベッターに飛んでパスワードの誕生日を打ったのですが、次に進むことが出来ません。パスワードが誕生日だけじゃなかったりしますか？ (2023年2月15日 22時) (
レス) @page29 id: 46e7d5576d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Niko | 作成日時：2021年7月14日 23時
