兄の朝 ページ5
red said
望と学校まで一緒に来て下駄箱で別れた
俺らはもう3年目やからみんな朝からダラダラになってもうて朝のHRギリギリに登校する
1年生はまだまだ慣れてないからか、それとも今年の子らが真面目なのかは知らんけどHRの10分前にはみんな居るらしい
なぜこんなに他人事なのかというとちょうどその1年生である望が10分前に着いていないからで、
『大毅と一緒に行きたいから』とかいう理由で俺と一緒の時間に登校してて望も毎日ギリギリやから
はよ行かんでいいの?じゃあ俺が家出んの早めよか?って言うたら朝はゆっくりしたいからいいよって断られた
教室に入って時計を確認したらHRの5分前で、全然余裕があったので自席の前にいる友達に話しかける
「おはよう神ちゃん、今日も早いなぁ」
緑「おはようしげ、早いっていうかしげが毎日遅いだけやろ?」
あはは〜そっか〜って笑えば
『もうちょいはよ起きたら、遅刻ギリギリにはならへんねんで』って言うてくるこの子は神山智洋
俺の大親友であり、俺のお世話係でもある
めっちゃ優しいけど怒らせたらほんまに怖い
緑「今日ものんちゃんと一緒に来たん?」
「うん、今日も全然起きひんくて大変やったよ」
神ちゃんが1つため息をつく
緑「また今日も起こしに行ったん?」
「えっ?うん」
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なのな(プロフ) - こんにちは!Nikoさんの作品楽しく読んでいます!TwitterでNikoさんをフォローしようと思ってフォロリク条件を見ようとプライベッターに飛んでパスワードの誕生日を打ったのですが、次に進むことが出来ません。パスワードが誕生日だけじゃなかったりしますか? (2023年2月15日 22時) (レス) @page29 id: 46e7d5576d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Niko | 作成日時:2021年7月14日 23時