竜ノ独言6 ページ7
僕は人形
人形に成りたいのです
本当は辞めたいさこんなこと(人殺しは)
師匠が好きなだけなのです
今この世界に居ることを後悔しています
何故貴方にあってしまったのだろうか
そのまま殺されていたら良かったのかもしれない
王竜は未完全な竜ですまだ子供です
不出来な竜は今紅い月と灯に照らされてきます
無駄に大きな音を鳴らされ大きな物(人)に囲まれています
あぁ、ここで死ぬのかな
317人殺し100以上は重症だもんな
死刑なのは確実さ
僕は武器を物達に向け、落とした
その瞬間物達は銃で撃ってきた
僕はその銃で死んだと思ったのに
なんでですか?
何故、貴方がここに?!
ドキューーン
炎華さぁぁぁん!!!
貴方の胸には彼岸が咲いた
真っ赤な華だ
貴方は僕に言ったんだ
_________って
彼女は師匠は俺を見捨てなかったんだ
”ごめんね”って
僕の頭は真っ白になっていた
次に起きたら暗い檻の中だったんだ
その後
僕は光のセカイを見た
真っ当な人間にはなれないけどそれでもあの少年だった頃に戻れたらなって
貴方は言ったよね
人の闇は誰にも見えないって
本当そうだよね
見えないのは分かってたさ
貴方に会えて良かったです
あの手紙はまだ読めなそうです
何時か読める勇気と心が持てたらこれを開いて見ようかなと思います
師匠には
ピンク色のカーネーションを
何時か出逢えたであろう愛し子達には
ネリネと紅いカーネーションを
僕が未来を止めてしまった人達には
カンパニュラとハシバミを
僕の犠牲者に捧げるせめてもの償いです
あの日から僕は竜を捨てた
僕の幻想なのです
夢から覚めたあの日から僕の本当の名前に気付くはずです
僕の名前に気づかせてくれてありがとうございました
END
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作者名:時野綾音 | 作成日時:2020年10月31日 0時