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リユニオンと再会 ページ10
ｰカダージュsideｰ
Aは、箱を取る為に飛び降りた。
・・・このビルは、20階位あるから、絶対死ぬ。
・・・僕が行かなきゃ！
「・・・Aっっ！！｣
『・・・カダージュ様ぁっ！！』
僕は、Aを横抱きにして、箱に触れ・・・
「・・・リユニオン。｣
そう、呟いた。
ｰnosideｰ
二人が眩い光に包まれる。
「・・・きゃあぁっ・・・｣
セフィ 「・・・待たせたか？｣
ｰトン。
軽い音を立てて、下に着地した。
「・・・セフィ・・・様・・・？｣
風に揺れる白髪。
Aをしっかりと抱える､黒い腕。
そして、嬉しそうに細められる、緑の瞳。
「・・・セフィ様ぁっ・・・！！｣
セフィロスに抱きつくA。
セフィ 「・・・迎えられたな・・・A。｣
「・・・待ってなど・・・いられませんっっ・・・｣
セフィ 「・・・！・・・泣くな・・・A・・・｣
セフィロスはAの涙を指で拭った。
「・・・泣いて・・・など・・・っく・・・｣
セフィ 「・・・せっかくの顔がみっともない。・・・帰るか・・・｣
セフィロスは、背中から黒い翼を生やすと、いつしかの二人の家へ飛んだ。
ｰ次回へ続くｰ
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作者名：｢名もなき贖罪の銃士の少女｣ | 作成日時：2017年3月21日 15時
