風柱様の嫁。【鬼滅の刃】

漆 ページ7

実弥「…………帰った」




『おかえりなさいませ、先にご飯にされます？』




実弥「……おう」






カチャカチャと器の音だけのする食事







実弥「ご馳走様」




『ちょ、ちょっと待ってください！』





実弥「なんだァ？」






『不死川さん、おはぎ……作ったのですが食べられますか……？』





その時初めて不死川さんが表情を変えた





実弥「……食う」




『……！！……では、お茶と一緒にお出しするので待っててください』









、









、









お茶を淹れ、不死川さんを探すと縁側に座り月を見ている不死川さんはとてもカッコイイ……




『お茶が入りました……』





実弥「……ん」






『不死川さん、美味しいか分かりませんが……どうぞ』









、









、









実弥「…………美味い」






初めて、、、初めて不死川さんが微笑んだ……





実弥「胡蝶から聞いた…ありがとな……忘れ物届けてくれて」





そう言って頭を撫でてくる


なんで……興味無いくせに……頭なんか撫でるの






実弥「おい！？なんで泣いてんだ！そんなに触られるの嫌だったのか……！？」





いつの間にか、涙で顔はぐしゃぐしゃになっていた。




流石に慌てたのか不死川さんも少し慌てている




『ちがっ……いきなり優しくするから……っ…………不死川さん私に興味無さそうだったし……嫌われてるのかと……』









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実弥「……悪かった」

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