風柱様の嫁。【鬼滅の刃】

伍 ページ5

近くに知り合いが居なくてよかった


こんな腫れた目見られたくない……









不死川さんも任務で帰ってきていない。









？？「すみません」






『は、はいっ！！』






？？「呼び鈴鳴らしても出なかったんで……勝手に入らせてもらいました……」






不死川さんのお知り合い？

屋敷に呼ぶなんて珍しい……






？？「にい……風柱様はいらっしゃいますか？」






『今、任務で出ておりまして……』






そう言うと、しょぼんとしてる。





『すみません、いつ帰ってくるのか分からなくて……今お茶淹れますね』





？？「あの……大丈夫ですか？目が腫れてる。にい……風柱様に何かされたんですか？」








目元をなぞる手は、不死川さんの手に凄く似ている……




何処となく、お顔も似てる気がする……




実弥「おいおい、人の屋敷で何やってんだァ玄弥」






玄弥「兄貴！！」





実弥「俺には弟なんか居ねェ、さっさと失せろ」





凄い殺気に私まで震える

そのままその人は帰って行った









実弥「おい」






『…………なんでしょうか？』






実弥「アイツとは関わるな、話すな、屋敷に入れるな。いいなァ？」






それだけ言うと実弥さんは風呂場に行った







『これ、気付かなかったな……』




懐に隠した指輪を見つめる

指輪付けてないの気付いて貰えなかったな……

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