人気歌い手はTwitter恐怖症 (ページ18)

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13日目ページ18

A Side

ライブが終わったら、ドレスコードに着替え、お高めなところでお食事。始まりから終わりまで、最高な一日だな。
このまま終わりたいところだけど、この話をひきうけた時に決めたことがある。それを実行せねば。……怖いけど。
でも、今のコンディション、テンションなら、行ける気がするのだ。いや、さすがにそろそろ行けないとまずい気もする。
打ち上げも後半。ビンゴ大会が終わってフリーで話している時間に、そらるに近づく。

『……そらる』
「ん？どうした？」
『……青い鳥、またやろうと思って』
「……本当に？」
『……うん。いつまでもこんなんじゃダメだし、不便なこととか、やっぱあったから。』
「……そっ、か。今から作るの？俺、隣に居るよ？」

さすがそらる。全部くみ取って隣にいてくれる。有難いよね。何年も連絡無視してたのに。優しすぎ……

『ありがと』

色々と。
一言に沢山の思いを込める。いつか、ちゃんと全部伝えきれたらいいな。

家にいる間にインストールだけはしたので、アイコンをタップするところから。
そらるに見守られながら、震える手をどうにか動かす。

名前、メールアドレス、認証コードの入力……一つ一つ、ゆっくりやっていく。

自己紹介……"歌ってます。"でいいか。マイリストのリンクも貼って、……