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「お邪魔しまーす。」



「どうぞどうぞ。」




勉強会は、片寄くんの家ですることになってる。



意外に歩いていける距離にある家で、15分くらいでついた。




中に通され階段をのぼり、ある部屋の前につく





「中に入って。晴美はもういるよ。」



と、ドアをあけて私達を中にいれた





シンプルな部屋で、あまり物は置いてない。


本がたくさんあるな…難しそう





「やっほー!おそかったね!」




元気良く晴美が声をかけてくる


机にノートを広げてるけど、新品かと思うほどの真っ白さ。





「晴美、どこまで進んだ?」




「まったく。」





一つの机を囲んで席に着く。






私と晴美が向かい側、玲於と片寄くんが向かい側になった。







「佐々木さん、どこかわからないとこある?」



横に座った片寄くんが聞いてきた



「えっ、あぁ、たくさんある!」






ゴソゴソとカバンから教科書やノートをだし


机の上に広げる





「どこらへんがわからないの?」




「ほぼ、全部ですね…」




「じゃ、とりあえず基礎からやろうか。」




成績も下から数えた方が早い私。


片寄くんに教えてもらえるなんてありがたいこと!集中してがんばろう!









.







「疲れたーーー!!」




そろそろ集中力が切れ出したところで、晴美が大きな声を出した。




「俺、飲み物とってくるね。」





片寄くんはそうやって立ち上がり部屋をでてった。




時計を見るともう3時間はたっていて



めっちゃがんばったな私…


優しいく厳しい片寄くんの教えでなんとか次のテストは乗り越えられそう!







「ねぇ、ここの問題わかる?」



と、晴美が一つの問題を指差して聞いてきた。





分かるよ、と言いかけて別の声が遮った








「俺、分かる。」





え?玲於…?



晴美がさした問題は、数学の難しいところで



玲於は数学が1番苦手だったはず。



なのに、







「で、ここの式に代入すんの。」


「あー!!なるほど!佐野くんすごい!わかりやすい。」





ふと、朝みた玲於の机の上に広がっていた数学の教科書を思い出した。



それと同時に玲於が遅刻したことも。








「私、片寄くんみてくるね。」




この場所にいたくなくて逃げるように部屋をでた

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わい - 4人の関係…続きがすごく気になります!更新頑張ってください! (2015年9月20日 0時) (レス) id: a28ddd8ce9 (このIDを非表示/違反報告)
玲於*隆二 - 切ないです〜泣。玲於〜…。 (2015年7月21日 16時) (レス) id: d55a551e26 (このIDを非表示/違反報告)
凉音(プロフ) - イチゴさん» 外しました! (2015年7月20日 16時) (レス) id: 3233ed76cd (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ(プロフ) - オリフラは外してください (2015年7月20日 16時) (レス) id: 5e3eaf3038 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凉音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ryoue  
作成日時:2015年7月20日 9時

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