私は……【青葉城西】 (ページ35)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:93,742 hit

8 ページ35

ʬ( ´･֊･` )ʬ

お待たせお前ら( ･´ｰ･｀)

A side

そして、歩くこと数歩。
え、少ないって？知らない♡
う"ぉ"え"きも。やめよ。

及「さすがにさっきのは酷いんじゃない？」

オイカワｻｧﾝが話しかけてきた。
後ろには、スパダリ代表岩泉さん、お色気代表松川さん、花巻さん、無気力代表国見くんがいた。あと、侑と治。

侑「なんで俺らついでや！？」

……なんだろう。このメンツ。

侑「無視かいな」

てか、お前ら寝てろよ。なんで起きてんだよ。
色々思うところはあるけど、それらは表に出さず、応える。

『……何も知らん人が、口ださんでください』

我ながら、冷たい声が出た気がする。
青城の3年生組4人が、驚いた顔をする。

侑「……あの裏切りもんに、何言われたん」

うわぁ。さすが侑。この一言だけでわかるんだ。

『……別に。中学の時はゴメンって。許さんかったけど。やって、許せるわけないやん』

侑「そうやね。それはしゃーないわ」
治「てか、怒鳴らんかったの、偉いな。よー我慢できたわ」
『……もっと褒めて』
侑・治「エライエライ」

……一気に褒められた気せんくなったんやけど。

まぁ、それは置いといて。

『気にしないでください。くだらないことなので』

どこまでごまかせるかは知らないけど、こういっておけば踏み込んでくることもないだろう。

及「……そう？ならいいんだけど。てか、Aちゃん、バスケ上手いね！？びっくりしちゃったよ！！」
『私は、あなたがたが寝てないことにびっくりしました』
花「まあまあ。細かいことはいいんだよ。」
松「そうそう。てか、あんなに上手いのに続けなかったのは、さっきの人と関係があるの？」

また同じ流れに持っていこうとする先輩に、思わずため息をつく。

『……さっきまでのやつ、見てたんですか？』

寝ることもせずあんなくだらない遊びを見ていたというのか。馬鹿だな。

侑「おん。見とったで。やっぱA上手いなあ」

国「……あんなに楽しそうな先輩、初めて見ました」