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◞(꒪ͦᴗ̵̍꒪ͦ=͟͟͞͞ ꒪ͦᴗ̵̍꒪ͦ)◟
A side
それから7時間くらい。
ガタガタとたまに揺れながら、その振動の心地良さにちょっと眠りながら、バスに乗り続け。
やってきました東京。
久しぶりの。
柳原学園は、どこにあるんだろう。中学と遠いといいな。
と密かに思っていた私の願いは届かず。
そこと中学は歩いて35分ほどの距離だった。
……え、いやいや。近過ぎない??なんなの??????
さらに、新設校の柳原学園は、運動部に力を入れいるを売りにしているため、施設が充実していて、一般団体にも貸し出されるらしい。私たちが合宿している最中もそれは例外ではなく。
ほかの団体さんもいるから、大人しくなーといわれた。(あ、ちなみに、自己紹介は終わりました。何事もなくてよかった。……ツインずにはガン見されたけど)
……それはいいんですよ。いいんだけど。
その"ほかの団体"とやらは、女子バスケットボール日本代表らしく。
え、聞いてない。何それ。
1週間、会ってしまうか、会わないか。って気にかけてなきゃ行けないの?それはきつい。精神的に。
未読のまま溜まっていく、彼(監督)、彼女らとのトーク画面を遠い目で思い出す。
ミュートにしてあったから、通知がうるさい!となることは無かったけれど、増えていく一方のアイコンの右上の数字を見て何度ブロックしようと思ったことか。
未だブロック出来ていないのは、どこかでまたあの子達に会いたい。あの人たちとバスケしたい。と思っているからだろうか。
……どっちでもいいや。
どうにかしないといけないのは、今の方だ。
どうしよう。手は止めずに考え続ける。
シャカシャカシャカシャカ……
ドリンクを作る音だけが響く。
うーん。自分たちが使わせて頂く体育館の隣を使うらしいしな……
……1番近い水道も、ここらしいしな。
…………エッ、詰んでね?
え、会うこと不可避じゃん。
……え?
?「なんや、そないな顔して」
見つけてしまった現実に絶望していると、声が掛かる。
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かえで - いいんだよ♡(14話より) (2022年4月23日 23時) (レス) @page41 id: ad15bea1f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩音 | 作成日時:2019年3月28日 7時