私は……【青葉城西】 (ページ6)

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( ＾ω＾)

A side

その後、花巻さん以外の3人も、名前を教えてくれた。
(まとめ方がわからないから、無理矢理進むよ！うわぁメタい)
タレ眉さんは、松川さん、しっかりさんは、岩泉さんというらしい。

早速今日から入って欲しいようで、ジャージに着替えるように言われた。
どうせたくさん動くだろうな、と思い、伸びた髪の毛を一つにまとめて、つけていたマスクをはずしていく。

『おねがいしまーす』

なんていって入ればいいかわからなかったので、とりあえず長年言い続けてきた挨拶をしながら入る。
と、

花「え、誰」

『失礼にも程がありますよ。それ』

待ってるよーと言われた人にそんなこと言われると、さすがに傷つく。

松「もしかして、A？」

『もしかしなくてもそうですよ』

そんな話をしていると、

及「あれー？めっちゃ美人な子がいるー☆」

チャラい人が星を飛ばしながらやってきた。

『はぁ…………あの人って、いつもあんな感じで星飛ばしてるんですか？』

心の底からの溜息をついたあと、そう聞くと、

花・松「ブフォwwwwwwwwwwww」

笑われた。
なんでだ。

岩「クソ川、うるせぇ！！！」

あ、及川さんが沈んだ。

岩「こいつがすまんな。A、だよな。部員に紹介するから、こっち来い」

……岩泉さんは、イケメンだなぁ。男前。

大きい背中の後についていく。

岩「キャプテン。連れてきました」
主「おー、サンキューな。
よーし。集合！！！！！！！！」

鼓膜が破れそうなほどの大音量で集合の合図がかかる。
と、今まで散らばっていた部員が集まってくる。
ときおり、きこえる、「え、美人」という声に、思わず下を向く。

いや、褒めてもらってるってことぐらいわかるよ？わかってるけど、さ。うん。
あー、やっぱりマスクしてくればよかった。

主「えー、じゃあ自己紹介して」
『あ、はい。今日からマネージャーを務めます。1年6組の須藤Aです。よろしくおねがいします』

そういって頭を下げると、小さくない拍手が起こる。

不安はたくさんあるけど、楽しくなりそうだな。

そう思った初日だった。