腹黒王子と天然なお姫様 ページ15
るぅとくんside
『るーとくん!』
る「ああもう、Aが尊い……」
『?』
る「どうしたんですか?A」
『あのね、るぅとくんは腹黒なの?』
る「えっ……なんでですか?」
『なんかね、じぇるさん?が言ってた!』
ジェルくん許さない!!
今は僕の可愛い可愛い彼女、Aとデートしてます!!
『きゃっ……』
悲鳴とともにAの持ってるピンクのバックが無くなっていた。
る「ちょっと待っててくださいね。」
『えっ?……うん』
る「すいません。それ返していただけませんか?僕の彼女のなんで。」
「そう言われて返すわけねぇだろ!!」
言ってそいつが持ち出したのはナイフ。
る「あの、ナイフなんかで僕をおどしてるんですか?」
「うるせぇ!!!」
ザクッ
深めに僕のお腹に入った。
けっこう痛い……
る「これで満足か?なら早くカバン返せよ!!」
「ビクッ わっ分かったよ……」
そしてそいつからカバンを受け取り、Aに渡す。
涙目になってるAに。
る「もし僕が死んでもAは、他の男を見つけて幸せになってね。たまに僕のこと思い出してくれていいからね。」
『やだ!やだよ!!死なないでよ!!まだまだこれから私と生きて生きて生きて、結婚して幸せになるって決めたじゃん!!』
る「大丈夫。Aが幸せになってくれたなら僕は幸せだよ。」
『るぅとくん……』
る「またね。A」
『やだ……』
そこで僕の記憶は途切れた。
A、幸せになってね。
パチッ
目が覚めた。
ここは多分病室。
誰もいない病室
る「死ななかったのか……」ボソッ
少しホッとした。
る「はぁ……ダメだな。僕。結局悲しませちゃったじゃん。」
そして病室のドアが開く。
『る…………と………くん……?』
る「………………おはよ。A」
『おはよう。るーとくん!』ニコッ
やっぱりこの笑顔には勝てないやw
る「ありがとう。A」
Ver.るぅと END
34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きら ☆kikirara☆(プロフ) - 紗奈さん» はい!!さとジェルが基本的には好きですが、ジェルたんが1番ですね!! (2019年8月3日 21時) (レス) id: c926b5b02a (このIDを非表示/違反報告)
紗奈 - ジェルたん推しなんですね♪。.:*・゜♪。.:*・゜dousida(*. .*) (2019年8月3日 21時) (レス) id: 7d19a4c819 (このIDを非表示/違反報告)
AYANAダヨォ☆?(プロフ) - 吹雪蘭丸2さん» リクエストありがとうございます!いいですね!それ書いてみますね! (2019年5月2日 6時) (レス) id: c926b5b02a (このIDを非表示/違反報告)
吹雪蘭丸2(プロフ) - リクエストって言うのかな?案出しますね!例えば、な組設定で敵から夢主ちゃんを庇って傷を負ってはしにそうな感じで…みたいのはどうですかね?図々しいですかね、すみません汗 (2019年5月1日 13時) (レス) id: cab636fc5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きら | 作成日時:2019年4月18日 18時