No.17 ページ17
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グレイシア「Aちゃんのこれからの新生活に必要なものがいっぱいあるから、今日は色んなところに行きましょうね」
エリシア「わーい!お出かけお出かけ〜!」
道を歩きながら、グレイシアさんの言葉にはしゃぐエリシアちゃんを見て、私もワクワクしていた。
外へ出るときに、これもまたグレイシアさんに借りたサンダルというものを履かせてもらったが、それは私には少し大きく、また、初めて足に何かを身につけるということで、道端で何度も脱げてしまったり、不自然な歩き方になっていた。
そんな私を見て、グレイシアさんはまず靴屋に向かい、私にぴったりな靴を買ってくれた。
その靴はオックスフォードシューズというらしく、黒でシックな感じが、自分が今着ているワンピースによく似合うと、私はとても気に入った。
自分のサイズに合っているからか、グレイシアさんのサンダルよりは歩きやすくなった。
それからは、衣服を扱うお店で服や下着を買ったり、歯ブラシやタオル等、色々と揃える為に、グレイシアさんとエリシアちゃんは様々なお店へ足を運んでくれた。
全員が両手いっぱいに荷物を持つ頃には、エリシアちゃんはすっかり疲れてしまっており、そろそろ帰ろうということで、グレイシアさんは道路に出るとタクシーと呼ぶ車を止めた。
タクシーに乗り込むグレイシアさんとエリシアちゃんを見ながら、私は言った。
A「あの、グレイシアさん」
グレイシア「ん?どうしたの?まだ何か買いたいものあったかしら?」
A「いえ、あの、まだ少し街を見たいので、私は歩いて帰ってもいいですか?」
私がそう尋ねると、グレイシアさんは少し心配そうな顔をした。
グレイシア「いいんだけど…一人で大丈夫かしら…」
A「まだ明るいですし、まっすぐ帰るので。」
グレイシア「そう…?じゃあ…気をつけて帰ってきてね。持ってる荷物もらうわ。」
A「ありがとうございます。」
グレイシアさんの言葉に甘えさせてもらって、私は持っていた荷物をすべて車に詰め込んだ。
A「では、またあとで」
私はそう言って、外から車のドアを閉め、走り去るタクシーに手を振った。
タクシーが見えなくなると、私はその場からゆっくりと歩き出した。
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るるるs - 鋼の錬金術師AFじゃなくてFAですよ。 (2022年7月27日 0時) (レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - ポケットの案内人さん» ポケットの案内人さん コメントありがとうございます!そう言っていただけて私もすごく嬉しいです(><)更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年8月16日 8時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
ポケットの案内人(プロフ) - 私、ハガレン大好きなんですよ!夢小説書けないのに夢主勝手に想像したり、そしたらこの小説があったのでメッチャ嬉しいです!頑張ってください! (2020年8月15日 23時) (レス) id: 4ccf657d3b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - みーこさん» みーこさん ありがとうございます!そのように言っていただけて嬉しいです!更新頑張ります(><) (2020年6月23日 10時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張ってくださいね! (2020年6月23日 10時) (レス) id: 19c92306d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菖蒲-アヤメ- | 作成日時:2020年6月12日 23時