No.14 ページ14
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食事を終えて、二人で片付けをしている最中、グレイシアさんが唐突に言った。
ｸﾞﾚｲｼｱ「あ、そうそう、これ片づけたら、Aちゃんが必要なもの買いに行こうと思うんだけど…」
A「え！？必要なものなんてないです！」
グレイシアさんの提案に、これ以上迷惑をかけるわけにはいかないと、私は慌てて断った。
そんな私に対して、グレイシアさんは少し頬を膨らませて言った。
ｸﾞﾚｲｼｱ「もう、Aちゃんってば遠慮してばっかり。これから一緒に住むんだから、気にしないでいいのよ。もう少し、甘えてくれると嬉しいな。」
A「で、でも…」
ｸﾞﾚｲｼｱ「でもはナシ！心配しなくても、これから家事とかたくさん手伝ってもらうんだから！」
私にこれ以上気を遣わせまいとする、グレイシアさんの気持ちを、私は素直に受け止めることにして、お礼を言った。
A「あ、ありがとうございます…」
ｸﾞﾚｲｼｱ「それで良し！」
グレイシアさんはそう言って、微笑みながら私の頭を撫でた。
ｸﾞﾚｲｼｱ「そうそう、それでね、出かける前に、髪の毛を切ろうかなって思って。」
A「髪ですか？わたしの？」
ｸﾞﾚｲｼｱ「そう、前髪もすごく伸びてるし、ね？切りましょ切りましょ！」
そうして、グレイシアさんに言われるがまま、私は髪の毛を切ることになり、私はグレイシアさんの部屋にある化粧台の前へ座った。
化粧台の椅子の下には新聞紙が敷かれており、あらかじめ髪を切る準備は万端だったようだ。
私が椅子に座ると、鏡越しにグレイシアさんは自信満々といった表情で言った。
ｸﾞﾚｲｼｱ「私、こう見えて、髪を切るの上手いのよ。だから安心してね。」
A「は、はい…」
そう言うと、グレイシアさんは器用に私の髪を切り始めた。
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るるるs - 鋼の錬金術師AFじゃなくてFAですよ。 (2022年7月27日 0時) (
レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - ポケットの案内人さん» ポケットの案内人さん コメントありがとうございます！そう言っていただけて私もすごく嬉しいです(><)更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年8月16日 8時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
ポケットの案内人(プロフ) - 私、ハガレン大好きなんですよ！夢小説書けないのに夢主勝手に想像したり、そしたらこの小説があったのでメッチャ嬉しいです！頑張ってください！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 4ccf657d3b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - みーこさん» みーこさん ありがとうございます！そのように言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります(><) (2020年6月23日 10時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってくださいね！ (2020年6月23日 10時) (レス) id: 19c92306d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菖蒲-アヤメ- | 作成日時：2020年6月12日 23時
