No.11 ページ11
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『優しい世界をつくりたい』
彼女のその言葉、そして彼女の亡き夫の話を聞いて、彼女の優しさに納得した。
ｸﾞﾚｲｼｱ「だから…ね、今日からここがあなたの家よ。」
彼女はそう言ってまた、私の手を取った。
A「本当に……ありがとうございます…。なんて…お礼を言ったらいいか……」
私は彼女の手を握り返し、深く頭を下げた。
ｸﾞﾚｲｼｱ「お礼だなんて…。私がしたいからしてるだけよ。何も気にしないで。それに…」
そう言って、グレイシアさんはソファで眠っているエリシアちゃんの方に目を向けた。
ｸﾞﾚｲｼｱ「エリシアも、夫が亡くなってから、私と二人で寂しそうにしてたから。きっと喜ぶわ。」
A「そうだと…嬉しいです…。」
ｸﾞﾚｲｼｱ「とりあえず、今日からしばらくはゲストルームを使ってちょうだい。案内するわ。」
そう言うと、グレイシアさんは一室へと連れて行ってくれた。
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ｸﾞﾚｲｼｱ「ここの部屋、好きに使ってくれていいからね。じゃあ、私は今から夕飯作ってくるから…」
A「あ、わたしも手伝います！」
ｸﾞﾚｲｼｱ「いいのよ。Aちゃん、疲れたでしょう。しばらくこの部屋で休んでなさい。」
何から何までしてもらっているのに申し訳ないと思ったが、グレイシアさんの言葉に甘えさせてもらって、私は少し休ませてもらうことにした。
ｸﾞﾚｲｼｱ「じゃあ、ごはんできたら呼びにくるわね。」
グレイシアさんはそう言うと、部屋から出て行った。
部屋を見渡すと、ベッド、机、椅子、タンス等、一通りの家具が揃っていて、シンプルな部屋だが、私には十分すぎるほど立派な部屋だった。
私は、ベッドに腰かけて、ゆっくりとそのまま後ろに倒れこんだ。
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るるるs - 鋼の錬金術師AFじゃなくてFAですよ。 (2022年7月27日 0時) (
レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - ポケットの案内人さん» ポケットの案内人さん コメントありがとうございます！そう言っていただけて私もすごく嬉しいです(><)更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年8月16日 8時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
ポケットの案内人(プロフ) - 私、ハガレン大好きなんですよ！夢小説書けないのに夢主勝手に想像したり、そしたらこの小説があったのでメッチャ嬉しいです！頑張ってください！ (2020年8月15日 23時) (レス) id: 4ccf657d3b (このIDを非表示/違反報告)
篠懸 菖蒲(プロフ) - みーこさん» みーこさん ありがとうございます！そのように言っていただけて嬉しいです！更新頑張ります(><) (2020年6月23日 10時) (レス) id: 21fdeed85c (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってくださいね！ (2020年6月23日 10時) (レス) id: 19c92306d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菖蒲-アヤメ- | 作成日時：2020年6月12日 23時
